アカヤマドリタケ

DSC_4021-1

この個体で傘の大きさは20センチ弱ぐらいあったかな。傘の表面のひび割れがこのキノコの最大の特徴ですな。もうとってもアーティスティックな模様でありんす。しかもとってもよく目立つのですが、素人の方から見れば絶対に手を出さない(つまり食べたいと思わない)キノコに間違いありませんな。
しかし、、これは食べられるのでありんす。菌友に聞くと結構美味しいとか、、でも、汁物に入れると黄色い汁が出るとか、、、
う~ん、ちょっとアレですな(笑)

『似ているキノコ』

■コガネヤマドリ
ぱっと見かなり似ているな、、特に幼菌のときなどそっくり。
でも「若干苦味が有り食用価値無し」らしい、、、
http://primula.velvet.jp/mushrooms/koganeyamadori.html

■サザナミイグチ
コガネヤマドリ程は似てないか、、、
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/boletus_subcinnamomeus/index.htm

■キニガイグチ
コガネヤマドリ程は似てないか、、、(その2)
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/rubinoboletus_ballouii/index.htm


ムラサキヤマドリタケ

ムラサキヤマドリ

ムラサキヤマドリだけじゃなく「タケ」が付きます。

「ヤマドリ」という名前は「山鳥」と書くようで、なぜこういう名前がついたのかは想像しかねますが、実際の山鳥に模様が似ているのか、それとも色が似ているのか??

山鳥という名前がついている一覧をあげてみると

■ヤマドリタケ(いわゆるポルチーニ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%82%B1

■ヤマドリタケモドキ
関西で見かけるのはこちらですね。
http://kabel.jp/photolog/?s=%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%82%B1%E3%83%A2%E3%83%89%E3%82%AD

■ススケヤマドリタケ
ヤマドリタケモドキと非常に似ていますが、傘の部分がかなり濃い目です
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/boletus_hiratukae/

■ドクヤマドリ
どこか「山鳥」?と思うのですが、、、まだ本物は見たことありません
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/neoboletus_venenatus/index.htm

■アカヤマドリ
ご存知アカヤマドリです。
http://kabel.jp/photolog/?s=%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA

■コガネヤマドリ
ぱっと見かなりアカヤマドリに似ているます、、特に幼菌のときなどそっくり。
でも「若干苦味が有り食用価値無し」らしい、、、
http://primula.velvet.jp/mushrooms/koganeyamadori.html


ヤマドリタケモドキ

DSC_0695-2

 

ヤマドリタケモドキ、この姿を見たのは何年ぶりだろうか・・・

おそらく、箕面大宮寺の森から箕面の滝へ向かう山道で見つけたのが最後かもしれないな、、。でもあの時はアカヤマドリのオンパレードでヤマドリタケモドキの存在がかなり霞んでいたぞ(笑)

まぁでもだ、この存在感はとっても素敵ですな。。

ヤマドリタケモドキは足の部分がアミアミになっているのが特徴なのでまず間違いは無いと思うけど、似たキノコで「ススケヤマドリタケ」というのがあるそうだがまだ見たことはない。

ススケヤマドリタケは傘の部分が煤けたようにこげ茶色で、マツ科の針葉樹林に菌根をつくるらしい。