「 雑文集 」一覧

やはり僕はスポーツ貧血だったのだ

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4月23日六甲縦走の前半部(須磨~元町 約21km)を歩いてきた。

6人で行ったのでペースはさほど速くは無く、正直「ゆっくり歩くとこんなにも楽なのか、、、」と思ったものだ。
以前一人で行った時はペースが速かったため(一人だとどうしても制御が効かない)、市ヶ原に着いた時は摩耶山へ行く気力はまったく起こらないぐらい疲れていた。

満を持しての献血

次の日、献血に行った。別に実験するようなつもりは無かったのだが、自分なりに「運動した翌日は体調が良いはず」と思い込んでいて「こんなに体調が良ければ献血も出来るはず」とも思っていた。
何故なら前回(2月27日)はヘモグロビン濃度が400ml献血の基準値に満たなくて(12.5で基準値は13.0以上)敢え無く成分献血をしたと言う経緯があったからだ。

そして4月24日。
満を持して天王寺の採血ルームKiZooNaに向かった。
部屋に入った途端献血待ちの人に溢れた室内におののく。ここはいつも人が多いのだが、その日は特に多かった。
なので問診に約15分、採血検査に行くだけでも30分以上待たされた。

採血検査に行ったあと、5分ぐらい経っただろうか、、また検査室に呼ばれた。
これは何を意味しているか、、僕は直ぐに悟った。何度も経験しているからだ。

「残念ですが、今回は400mlの採血はできません」

看護婦さんらしき人にそう告げられた。予想通りだ。

「でヘモグロビン値は?」

と言って見せてもらった記録用紙には

「12.1」と記されていた。

史上最低の低さ。
昨日六甲縦走をしてきて納豆も毎日食べて体調は万全のはずなのに何故にこんなに低いのか・・・・。

その日は混んでて、ヘモグロビン値が低くても出来る成分献血をするのに2時間以上待たないとダメということだったので断念してやむなく帰ることにした。

スポーツ貧血かもしれない

「もしかしてスポーツ貧血なんじゃない?」

これは前に何度かFBにヘモグロビン濃度が低いことを投稿した時に友人から指摘されたことである。

スポーツ貧血とは何かというと

太陽化学のサイトより

アスリートの健康管理において、栄養士など栄養指導の専門家でも苦労するのが貧血対策だといいます。貧血はアスリートに多い内科的疾患として最もよくみられるもののひとつです。
貧血にもいくつか種類があります。
「希釈性貧血」、「運動性溶血性貧血」などは激しいスポーツをする人に多い貧血です。

ふむふむ、スポーツ貧血には「希釈性貧血」と「運動性溶血性貧血」があるらしい、、、

ほんで「希釈性貧血」とは

循環血漿量の増加により発生する見かけの貧血のことです。運動やトレーニングをしはじめると、末端までの血液の循環を良くしようとして血液の液体成分である血漿を増やし血液を薄くしようとします。一方、ヘモグロビンの量はすぐには増えないため、ヘモグロビン濃度としては低くなってしまいます。希釈性貧血自体は一時的なものであるため、これに対して貧血の対策をする必要はないといわれています。

なるほど、つまり運動を始めると血液の相対量を増やそうとする「作用」が働き、結果的にヘモグロビンの割合が低くなる、とそういうわけなのだな、、、

じゃあ「運動性溶血性貧血」はどうかというと

足裏の衝撃により赤血球が壊れやすくなることで起こる貧血です。赤血球の寿命は通常120日程度ですが、脊髄で新しく作られることにより常に一定に保たれます。しかし、壊れてしまう赤血球の数が新しく作られる数を上回ってしまうと、血液中の赤血球が少なくなり、貧血となってしまいます。

そうか、縦走などをして長い間足の裏で硬い岩などを踏みしめていたりすると赤血球も踏みしめられて壊れちゃうってことなんですね。その結果ヘモグロビンの量も減るのか、、、、

でも僕はトップアスリートじゃないしなぁ、、どうなんだろうか??

と思いつつ、その一週間後4月29日に無謀にももう一度献血に挑んだ。

献血リベンジ

六甲縦走から6日経った。

それまでの間にランニングを一度したきりで(筋トレは毎日欠かさずしてましたが)、長時間身体を痛めつけるようなことはしないようにしていた。
少なくともスポーツ貧血の状態ではないはずだ。

逆に言うとこれでヘモグロビン濃度が同じであれば僕はスポーツ貧血じゃなく、逆にヘモグロビン濃度が上がっていればスポーツ貧血である可能性が濃厚であることが分かる。

今回は濃度が低くても献血しようと思っていたので受付時に

「400mlをしますが、ヘモグロビン濃度が低ければ成分献血をします」

と告げておいた。
すると今回行った日本橋献血ルームは「予約しないと成分献血は出来ない」らしい、、、

なるほど設備が天王寺に比べてかなり少ないし、古い。
そのおかげか知らんけど献血に来てる人もまばらだ(笑)

でも「それでは」と成分献血の予約をして、もしヘモグロビン濃度が基準値をクリアしていれば400ml献血を行う、という条件で献血の検査を行った、、今回はほとんど待たされることもなく。

そして結果は・・・

「13.1」

やった、これで献血ができる!!
献血が出来るのをこれほど喜んだことはなかった。

やはり僕の場合は「スポーツ貧血」だったのだ。
なのでスポーツした後は献血しない、という事を決めた。


個人のWEBサイトを何で作ればいいのか?考えをまとめてみた

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「ホームページを持ちたい(作りたい)ねんけど、どうすればいいかな?」

良く聞かれるのだが一概には答えられない質問である。

どのような「形」を目指しているのか?に寄ってそれは大きく変わって来る。

  • 更新はあまりしないが名刺代わりとして持っていたい
  • 自分のスケジュールだけ更新したい
  • ブログのように自分の現在の状況を常に発信したい

たとえ更新をしなくても「名刺代わり」でWEBサイトを持つことの意味は大きい。

最近は例えばストリートで演奏しているバンドの歌声を聞いて「いいなぁ」と思ったら、その名前をGoogleで検索してみてそのバンドの情報を得る、というのが当たり前になってきている。そう言った「断片的な情報」を元にしっかりした情報を得るための情報源としてはWEBサイトがあるというのは、情報を発信したいと言う人にとっては必要不可欠のものになっているのだ。

どんな作り方があるのか?

今の僕が提案できるのは以下の様な方法。

  • 完全手作りのWEBサイト
  • WordPress(CMS プラットフォーム)を使ったWEBサイト
  • Wix、Jimdoなどの簡易WEBサイト作成サイトを使ったWEBサイト
  • Ameblo、FC2などのブログを使ったWEBサイト

それぞれにメリット、デメリットはあるが、それは自分がこんな情報をこういう風に発信したい、という事を示すことが出来れば自ずと作り方は決まってくるのだと思われる。

もちろん初期投資としての金額やランニングコストなども視野にいれるべき内容である。

ではそれぞれにその内容を説明していく。

完全手作りのWEBサイト

これは一から手作りなので自由度も高い分、作成時間もかかってしまう。
ただしクリエイターはある程度の雛形も持っているだろうから、雛形を沢山持っている人ほど作成時間は早いし綺麗なものができてくる(可能性が高い)。まぁ雛形に合わないデザインだとそれも一からになるのでやはり時間はかかるだろうね。

で、時間がかかるってことはお金もかかる、、これ常識。
せっかく作るんだからかっこいいデザインが良いやろし、画面の操作もエレガントな方が良い。

そうなるとどんどんコストが・・・・(汗)

それと最近はスマホ対応なサイトがほぼ必要条件となっている。
スマホでもスマホなりにきちんと綺麗に見えなければならない、、つまりレスポンシブデザインを使って作られているか、ということ。
古い作り方のウェブサイトは「PC用」だけに作られていて、スマホで見てもPCと同じデザインになっている。しかしレスポンシブデザインのWEBサイトはPCで見れば「PC用」スマホで見れば「スマホ用」のデザインになるのだ。

ちょっと難しくなったが、「完全手作りのWEBサイト」はその辺りのことを作る人が意識しなければならない方法、であることを覚えておいて欲しい。

WordPress(CMS プラットフォーム)を使ったWEBサイト

今や隆盛を極めているWordPressであるが、このツールは基本的に「始まりはブログ」であった、ことを最初に言っておきたい。

これは後述するAmeblo、FC2などのブログサイトの様に素人であってもテンプレートを選択し、あるいはテンプレートを少し改変するだけで自分のブログサイトを持つことが出来、記事を投稿できる様な仕組みが最初から組み込まれている。

この意義は大きい。

ではAmeblo、FC2などとは何が違うのか?

WordPressというのは例えば自分のサーバーや借りているレンタルサーバー(Lolipopなど含む)に気軽に導入することが出来るのである。この「自分の」というのが大きい。Ameblo、FC2などはあくまでもその運営会社のサイトの一部であり自分のサイトではない。なので「明日からAmebloやめます」と言われても文句は言えないのよね、、、またテンプレートの数もWordPressなら桁違いに多いし、しかもデザインが秀逸!!カスタマイズもかなり出来たりする。

それとこのWordPress、近頃ではブログとしてではなく、いわゆるホームページとして使われることが多くなってきたようだ。何故ならそのデザイン改変の容易さから「従来のホームページの様に見せる」ことが可能なテンプレートが出てきたからである。

なのでWEBサイト作成者はどんなテンプレートにするか、を選んでそれを元に画像を変更したり、色合いを変えたりフォントを変えたりとカスタマイズしていき思った通りのWEBサイトを構築していく。
このテンプレートという制約はあるものの(つまり骨組みは一緒)、それなりの美しいWEBサイトを構築できるのです。

また何より、このWordPressのテンプレートは最初からレスポンシブデザインは組み込まれているので、作成者が悩んでレスポンシブデザインを組み込む、という技術的必要度はかなり薄くなる(デザインの良し悪しはあるが)。

Wix、Jimdoなどの簡易WEBサイト作成サイトを使ったWEBサイト

さて最近(と言っても3,4年経つかな・・・)目立っているのがWixやJimdoなどのWEBサイト作成サイト。ブラウザー上でワープロ的にデザインできて、それを保存したらそのままWEBサイトになる、というスグレもの。

僕も何個か両方で作ったサイトを管理しているが、確かに作るのも楽だし、管理も楽。

テンプレートもかなりあるので、それを元にすれば作るのはある程度のスキルを持っていれば「それなりの」WEBサイトを作成できる。問い合わせなどのページも当然作ることが出来るし、写真のギャラリーなども簡単に作れちゃう。
簡単に言うとテンプレートを選択し、画面に表示。あとは文字を変えるとか、ツールを使ってボタンを貼り付けるとか線を引くとか、、
しかし残念なことにテーブルみたいなのは作れなかったかな、、、

しかし制約が多いので「こういうことがしたい」と言うのがツールに無ければ「無理」ということになる。

そして何よりエンドユーザーに修正できるか、というと恐らくブログの更新などよりも敷居が高い。
かなりの「コツ」と「ワザ」がいるのだ。
また僕ら作成者からしてもメンテナンスしていこうとしたらとっても面倒くさいことをしなければならないことも多い。

WixやJimdoはブログとかいうツールもあるので当然ブログ風のものは作れちゃうんだけど、あくまでも「風」でありブログの様なデータベースでちゃんと管理してあるものじゃないので、後々の更新や検索に支障がでるだろう、、なので「あまり更新しない」というサイトなら良いかもしれない。

Ameblo、FC2などのブログを使ったWEBサイト

これはもう説明は不要だと思うが、今でももっとも隆盛を誇っているブログサイトである。

個人的にはFC2の方が「余計なチャラチャラ」が付いてないので好きなのであるが、Amebloの方が圧倒的に使っている人が多いし、おそらくSEO対策やリンク、お友達などの機能が充実していて横のつながり、縦のつながりの点でもっとも優秀なのがAmebloと言える。

なのでブログをAmebloでやっている人は多い(特に商売でやってる人)。

更新をとにかく行いたい、という人であればAmebloなんかで良いと思う。

そういう「情報発信」はセルフブランディングとしては抜群の効果を発揮するからである。

しかしブログの難点は「情報が流れていく」ということ。
もちろん書いてることを遡って行ったり、カテゴリーをクリックしたら前のものが読めるんだけど、どうしても「最新のものがその人への入り口」になってしまうキライがある。これはブログという特質上どうしても仕方がないだろう。

また無料のブログでは更新しなかったら広告が一番最初に表示される、という仕様になっているので、常に更新を続けておかなければならない、という事態になるし、無料のブログがその人の「名刺代わり」という感覚は普通は無い。なので望ましいのは「名刺代わりのオフィシャルサイト」があってその更新部分は「ブログ」に任せる、という方法が一番すっきりする。

やはり「ブログだけ」ってのは役不足なのかもしれない。

まとめ

で、大まかだけど高い(◎)、そこそこ(◯)、ちょっと低い(△)、低い(X)で作表してみると

機能 手作り(HTML) WordPress Wix、Jimdo Ameblo、FC2
作成しやすさ
サイトの信頼度
変わらないサイト
投稿しやすさ
柔軟な対応
セキュリティ面

こんな感じでしょうか?
別に評価ポイントがあればまた追加するとして・・・

いろいろ書いてみましたが、簡単に決められないのが厄介なところ。

でもWordPressを多少なりとも触れるのであればWordPressを使って作るのが良いんじゃないか、と最近とみにそう思います。まぁ勝ち馬に乗る、っていうこともありますが、すべての点に置いて及第点を超えるだろうとおもえますのでやはり無難ですね。

なのでしっかりWordPressを勉強して作るか、WordPressを使えるデザイナーさんに仕事をお願いしましょう!!

【追記】
この記事をアップしたところWordPressはセキュリティの面をしっかりと考えておかないといけないので、しっかりメンテナンスする必要がある。というご指摘を頂いた。

なるほど、その辺りよく考えておりませんでした。
調べてみるとこのサイトを見てください。

WordPressのセキュリティ対策でしておくべき11の項目

これによると

WordPressは、オープンソースで最も有名なコンテンツマネジメントシステムです。
ですが、オープンソースなので、脆弱性が発見されやすく、ハッカーの標的になりやすい。といった特徴もあります。
その為、WordPressを利用しているサイト運営者は、セキュリティ上の問題を決して軽視せず、自ら対策を講じなければなりません。

とあります。
まさにその通りですね。
なので少なくともWordPressを使う限りはここに書いてある11の項目はきちんとすべきです。

また、指摘してくれた人はそれゆえJimdoを使ってはるらしい、、なるへそ。。


縦走後ひどい肩こりになりますが・・・

まずはこの記事を御覧ください。

「ランニングの基本、正しく歩くことにこだわろう」と言う記事。

ランニングやハイキングをする人のための「正しく歩くための基本動作」を書いておりますな、素晴らしい。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO99962900S6A420C1000000/

この前の六甲縦走(前半部)のあともそうだったのだが、長い時間歩いた次の日、足はそれほどでも無いのだが肩が重くなる(これを「凝り」と呼んで良いのか?)のであった。自転車でのロングツーリングでも同じなのだが、これはリュックのせいじゃないか、と思っていたのだが案外「歩き方」の問題じゃないか、、とこの記事を見て思った。
たぶん歩いている間は肩の辺りがかなり硬直しているのではないか、その硬直が長時間続くことによって筋肉が萎縮し激しい凝りをもたらしているのではないか、、と言うこと。
なのでここで書いているように

「肩甲骨を使って、下向きの弧を描くような軌道で自分の体に向かって肘と腕を手繰り寄せるような、『腕振り』ならぬ『腕引き・肘引き』が理想です。」

の様な感じで歩いてみると良いかもしれないね。
また、やはりリュックを持つのもかなり負荷がかかるだろうから

「たまにザックを胸側にかけて歩いてみると、反対の背中側の筋肉にスイッチが入るので、気分転換、バランスのスイッチ変換にもなるかと思います。」

と言うのはめっちゃ良いかもしれませんな。

あ、ちなみに肩こりには吸玉がめっちゃ効きますよん♪


これが真実!日々歩けば「医者要らず」になる?

「これが真実!日々歩けば『医者要らず』になる」という記事がこれ
http://toyokeizai.net/articles/-/112532

これって一体どうなのでしょうか?

はっきり言って「歩くだけ」ではダメだと思います。
もちろん「運動」は必要だと思うし、それ以上にやはり食事などの面も気をつけたほうが良いと思うのです。

まぁコメント欄にこんなのがありますが・・・・。

ウォーキングは万病の元ですw 歩くのとか走るのって意外に難しくて、年とって体のバランスが崩れた状態で自己流で始めると、必ず膝とか腰とかおかしくするんですよ!だから続かない人の比率が非常に高い!世に言う正しいウォーキングの仕方っていうのにも問題があって、胸を張って大股で早足で歩くと棒足になりがち。これで毎日1時間歩いてごらんなさい。1ヶ月しないで膝が壊れる。距離と時間が足りなければ壊れないけども、それじゃ運動にならない。

これなんてそれこそ大嘘です。

ウォーキングは万病の元ではあるわけないし、足腰が悪くなるのは「運動しない」ので筋肉が弱り、関節が弱くなるからです。80歳ぐらいになると歩けなくなるのは間違いなく「歩いてない」からです。「1ヶ月しないで膝が壊れる」ってのは何を根拠に言ってるのでしょうか?
もちろん無茶に歩くとそうなる可能性は高くなりますが、徐々に時間を長くするとか、距離を長くするとかすればかならず傷めないで歩けるようになります。


正しい痩せ方を科学する「運動すると痩せるのか?」

伊吹山11

太ってる人がいたとする。
この人に「もう少し痩せなさい」と指摘するとき、同時にこんな事を言わないだろうか?

「運動しなさい」

と。

でも以前、自転車で琵琶湖を一周している時にKさんがポツリと言った。

「運動しても、痩せへんで、、」

これは僕の漠然とした常識を打ち砕くのに十分な言葉であった。
それはあまりにも漠然としていたのだが、あまりにも抽象的すぎたのでいわゆる根性論の様に科学的根拠が無いものである、、、と言うのがわかった。

運動したら痩せるのか、それとも運動しても痩せないのか、、、さてこの謎にちょっと迫ってみたい。

運動をすれば基礎代謝が上がり痩せる

良く聞くことだ。
これは「科学的」と言えばかなり科学的である。

基礎代謝とは「生きていくために最低限必要な生命活動、つまり内臓を動かしたり体温を維持するなどに使われるエネルギー」なのですな。

だから、この基礎代謝を上げることにより「普段と同じ量のカロリーを摂ると、摂取したカロリーでは足りなくなるので、身体に蓄積されている脂肪などを消費する」のである。

これが基礎代謝を上げると痩せる、という理屈なのである。

でもなんで運動すると基礎代謝が上がるのだろうか?

それはひとことで言うと「基礎代謝の40%は筋肉で消費」されており「筋肉は消費エネルギーが大きい」からである。

つまり筋肉をつけると

・体温が上がり消費エネルギーが高くなる
・血流が良くなり消費エネルギーが高くなる

なので筋肉をつける=基礎代謝が高くなる、ことに繋がるのだ。

基礎代謝ってどれぐらい?

さて、じゃあ基礎代謝というのはどれぐらいあるのだろうか?

まずは自分の基礎代謝を以下のサイトで計算してみましょう

「筋トレ学園」

ここで僕の基礎代謝量を計算すると 1315.2 kcal/日 となった。
これはあくまで「目安」であり、おそらく平均値なのであろう。

しかし僕の場合、普通の人よりもかなり運動しているので基礎代謝は高いはずである。
そこで、僕自身の基礎代謝量をTANITAの体重計で計測してみると 1427 kcal/日 となった。

普通の人よりも 112 kcal/日 高い、ということになる。

つまり運動を僕ぐらいすると普通の人よりも基礎代謝が100 kcal ぐらい上がるということになる。

でも、この数字はいったいどれぐらいのものなのか??

目安としてご飯一膳(100g)のカロリーを調べてみるとなんと 168kcal もある。

たったご飯一膳分である。
これを「高い」とみるのか「低い」とみるのか、、、

若者が食べても太らないのは?

うちの子供(高2)もそうなのだが、やつらはいくら食べても太らない。
ご飯なんか2杯も3杯も食べるのに太らない。
直ぐにまた「お腹が空いた」などとのたまう、、、何故だ!!

これはやはり基礎代謝が関係しているのではないか、、、と思われる。

では、、と、先ほどのサイトで「年齢」という項目だけ変えて計算してみる。
すると16歳の基礎代謝は 1554.9 kcal/日 と出た!!

僕たちの年齢と比べて 250 kcal 多いのだ。

ということは僕の普通の人との差 112 kcal もさほど悪くないなぁ・・・と思いつつ 1427 kcal/日の年齢というのを調べてみると「36歳」の基礎代謝量であった。

しかし年齢でこんなにも差がでてくるのね・・・

それは置いといて、この250 kcal というのは若いがゆえに消費されるエネルギーということになる。

だから太らない、、のか?

いや若者というのはまだ成長過程にあるので、一概に成長が終わった我々と比較する、というには無理があると思う。例えその成長が基礎代謝量に反映していたとしてもである。

運動して痩せた、という人の話

先ほどのKさんにもう一度登場して頂く。
Kさんは先程の言葉をつぶやいた後、こんなこともつぶやいた。

「でもなぁ、運動続けてたら何かしらんけどす~っと痩せていったなぁ~」

痩せてますやん!(笑)

僕の場合もランニングを始めてから体重がみるみる減っていった。
一昨年の11月ぐらいにランニングを初めて3ヶ月ぐらいで3kgぐらいは痩せたかな、、、約一ヶ月に1kgといったところか。
それぐらいの減り具合(一ヶ月に1kg)であれば恐らくランニングを続ける限りに置いてはリバウンドすることは無いだろうと思われる(飢餓ベースの法則より)。

また「運動して痩せた」という人の話は枚挙にいとまがない。

しかし、、

「運動しても痩せない」という人がいる。何故だ。不思議な人。

僕の考えるにその人は「自分へのご褒美」が多いのではないか?
いくら基礎代謝を上げたところで、それ以上のカロリーを「ご褒美」として摂っていれば痩せるわけなど無い。これは間違いない。

こういう方は一度自分の目安の基礎代謝量を先ほどのWEBサイトで計算してみればいい。そして体重計でも「実際の基礎代謝量」を測ってみればいい。
恐らくそういう人は「目安の基礎代謝量」より「実際の基礎代謝量」の方が少ないのでは無いだろうか・・・

一度ちゃんと計算してみることをお勧めする > コボリ


オムロン「家族目線」

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会社にオムロンからDMが届いたので「何かな?」と思ってあけてみた。

「家族目線」というカメラらしい。

カメラという点ではさほど珍しくないが、、

・SDKで開発できる
・安価(3万円ぐらい)
・スマホなどのアプリが用意されている

という点で「買ってテストしたい」と思ってしまった。
でFBに以下の文章で投稿してみた。

僕の知り合いにも何人かいるが、自分の両親がボケ始めてきて、しかも自分とは違う所に住んでいる場合こういうカメラで離れたところから「何をやっているか」を確認出来るのはこれから必須になってくるんだろうなぁ、、としみじみ。
これだと、自分の持っているスマホでその様子を見れる、ということで(どうやってるんだろう??)、言ってしまえばいつでも行動を覗こうと思えば覗けるので、プライバシーも問題はでてくるだろうけど、それとトレードオフで「安心」を得ることができる。
もちろん家の監視カメラとしても使うことができる(と思う)ので、うちの事務所とかでも試しで入れてみようかと検討中。。
3万円でプログラム開発用のSDKも提供されてるらしいので、かなり心が動く、、というより疼くわけです、、(笑)

すると同級生から以下の様な指摘をうけた

・かなりのボケの人には使えない
・ボケてない人からしたら「監視されてる」と思われ使いにくい
・異常があっても直ぐに駆けつけられない
・それだったらALSOKとかのサービスの方が良い

と中々散々だ。
確かにプライバシーの問題もあるので、カメラというのは使い方は慎重にしなくてはならないのは確か。
ただし、プライバシーを犠牲にしてまでも設置したほうが良い、と思う場面も昨今では多いはず。

まずは会社のオフィスに導入して試してみるか、、だな。


大阪高低差学会に参加した(後編)

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「枚方中学校といえば、中学の時に試合行ったよね?」

何人かの野球部員だった友達に聞いてみたが、誰も覚えておらず、、、
確かにここに来た。そして相手の一学年上にピッチャーとすごく仲良くなった覚えがあるのよね、、、僕たちは彼のことを「ノーコンピッチャー」と呼んでたけど、めちゃくちゃフレンドリーに接してくれた。

枚方四中だった僕達の封建的な先輩後輩制度とは大違いだ。

なんで俺達のクラブはあぁだったんだろう・・・・
と思いながらこの坂を下っていた。
これもかなりきつい坂道だ。
ということは枚方中学は少し高台を水平に削って作られたんじゃないか?
そんな風に想像できる。

そう言えば枚方四中もまわりの道路よりも一段高いところに運動場があり、そして校舎はそれよりもさらに高い所に位置している。
運動場を見下ろすかの様だ。

そしてこの坂を降りたら、そこには「スリバチ池」が顔を表した。
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ぐるりを坂に囲まれた公園の中心に池がある。
この池の本名は「坊主池」というらしいが由来は知らない。

そして公園自体がスリバチ状になっている、というのは意外な環境をそこに作り出しているのだ。ここには「イキイキした子供たちがいる」のである。

「ガケのガキ」

ガケのガキ
その公園の名前は「坊主池公園」。 枚方市駅から歩いて15分とかからない所に位置する公園である。 大阪高低差学会の春のフィールドワ...

こんな住宅街の中にオアシスのようなところがある、というのは幸運としか言いようがない。

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それからこの写真ではわかりにくいが、僕たちは「細すぎ尾根」に入っていった。
ただぼんやりと歩いていた時はなかなか気づきにくいものであるが、右を見て、左を見ると、その「道」は両方がガケか坂になっており街の中に悠然と現れたまさに「尾根」なのであった。

もうここを歩いている時にはほとんどトランス状態!!(笑)

もちろん山などでは尾根を歩くというのは珍しくないが、街の中で尾根を歩く、という経験は実に稀なものだと言えるのではないか、、、しかもその道幅は2mぐらいか、、、

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そしてこの「細すぎ尾根」の先端にはこの配水場がある。
またこの配水場の横には鷹塚山遺跡があり、この遺跡から発掘された「銅製小型圏文鏡」はとても珍しいものであると、歴史の先生が言っておられました。

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そしてフィナーレを告げるのは、この網目模様を配したガケ。

今回の「大阪高低差学会・2016 春のフィールドワーク・御殿山〜枚方」のワッペンのデザインともなっているこのガケは元のガケの形に沿って美しく変形しており、見るものを圧倒させるものである、、、と今回一日高低差学会に参加させてもらい、その感覚が理解できた。

そしてみんなでわいわい喋りながら歩くこの工程はとっても楽しいものでした。

「機会があれば香里ケ丘なんかも面白いですよ!」と僕は主催者のSさんに言ったものである。


大阪高低差学会に参加した(中編)

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フェンスの前に立って多くの人が向こうの景色を見たり、下を覗いたり、写真を撮っているのが分かるだろうか?
これは何をやっているのかというと、台地状になっている土地とその下に位置している住宅街、それを分断している崖の狭間に立って、その高低差を楽しんでいるのである。

わかるかな?これが「楽しい」のが、、、

分かる人にはわかるが、分からない人には100年経ってもわからないだろう(笑)。

この様な地形がどうやって出来たのか?
歴史に詳しい先生に聞いてみると、

「土地が隆起したんだと思います」

とのことでした。
この1kmぐらい先には淀川が流れており、僕はその流れがこの土地を形作るのに何らかの影響を与えているのじゃないか?と考えていたのですが、果たしてどうなんでしょうか?

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これは禁野本町遺跡の説明。
この辺り(台地の上周辺)は平安時代には天皇のお狩場であり、また古墳時代の遺跡なども多数発掘されており、つまりはその時代からこの地形は存在していた、ことになります。

また旧陸軍禁野火薬倉庫跡もこの当たりにあった、というのはどういうわけなのでしょうか?
この様な言わば目立つ場所にわざわざ作る必要も無いと思うのですが、、まぁ当時(昭和初期)のこの辺りの状況は良くわかりませんが、もしかしてこの台地の下は既に住宅地となっていて「火薬倉庫」の様な危険なものをそれらの住宅と隔離するためにここに作ったのかもしれませんね、、、

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百済寺跡の碑。
百済王神社の階段を登って行くと、神社とその横に広場がある。
そこにこの「百済寺」の碑がある。

百済王神社に百済寺の碑。

同じ百済なんだけど、お寺が無くなって神社が残った、ということなのか、、、?

また、そこから宮之阪の方にまわって禁野橋を通って天の川を渡る。
そして市役所前から岡東町の古い町並みの中に入って行くともう一つの「百済王神社」の鳥居が出てくる。

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しかしこの鳥居の先には神社らしき立派なものは無く、言葉は悪いが掘っ立て小屋みたいな建物がそこにあるだけだった。
この2つの関係は何なのだろうか?
これは後の課題としてまた調べることにしよう、、、

さてそこから「枚方の直ぐ近くにもこんな町並みがあるのか?」という様な田舎の建物が並び、そこをぞろぞろ歩いて行くとついに出てくる

「ちょっといい階段」

がこの写真である。
う~ん、写真じゃなかなか「いい具合」が分からないけど、いいんです、ちょっとね(笑)

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この「岡東町」や「大垣内町」などは地名は知っているのだが、僕たち香里ヶ丘に住んでいたものとしては詳しく知らないし、通ったこと無いところだっていっぱいあった。

自分が「知っているはず」だったところが実は全く知らなかったという「新たな発見」は逆に僕たちをワクワクさせてくれたのであった。

「大阪高低差学会・2016 春のフィールドワーク・御殿山〜枚方」
http://osakakoteisa.blog.fc2.com/blog-entry-36.html


大阪高低差学会に参加した(前編)

「大阪高低差学会・2016 春のフィールドワーク『御殿山と枚方の凸凹地形散歩』」に参加した。

「大阪高低差学会に参加するねん」
というと
「ん?それって何をする学会?」
何人もの人にそう聞かれた。

聞かれる度に懇切丁寧に教えてあげるのであるが、教えても全く理解できない人が何人もいた。
理解できない人は異口同音に「それって何が面白いの?」と尋ねてくる。
その「面白さ」はたぶん口で言ってもわからないやろうし、ましてや参加してもわからないだろうなぁ、、、

ともあれ、、

枚方市駅のとなり、御殿山駅を降りてロータリーの方へ向かう。
少し時間が早かったのでまだ人はまばらだったが、集合時間が近づくにつれ、多くの人で溢れ道をかなりの幅で占拠するぐらいに膨らんだのであった。

「こんなに人気あるんやなぁ、、、」

これが僕の第一印象であった。

そして諸々の説明があってその総勢70人ぐらいの人たちがぞろぞろと歩き始めた。
御殿山から少し行ったところでまずはこんな上り坂が出現した。

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御殿山神社(駅の由来となった山)へと続く道は、気にしないで歩いていたら「ただの坂道」または「ただの階段」なのであるが、この道は鳥瞰図的に見ると巨大な台地へ続く登り口、だと言うことがわかる。
僕たちはこの台地の縁を歩いたり、また再び台地へと登っていく道をひたすら登ったりして地形の原型を頭に思い浮かべて行ったのであった。

そしてこの階段を見てください。
これは会が作った地図では「グレートな階段」と名付けられているもので多くの人がここに足を止めて、そのグレートさを味わっていたのでした。

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そしてフィールドワーク最大の上り坂である「グレートな自転車坂」の写真がこれである。

この坂道は禁野弾薬庫跡であった台地へと続く道です。説明では過去にこの弾薬庫で大爆発が起きたことなどの説明を受けながら、この坂道をヒーヒー言いながら登って行きました。

また「禁野」と言うのは昔、天皇や貴族などの狩場があったところらしく(一般の人が狩りを禁じられた場所というところから)、ここ枚方や交野は「樟葉宮」という都から近かったこともあり、そう言う「場所」となったのだと思われます。

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ちなみにこの自転車坂、同級生の子ども達が3年間ここを登って学校に通ったという話を聞きました。
「自転車坂」というのはどういう経緯でその名前が付けられたのかは知りませんが、普通のおっちゃんおばちゃんでは自転車に乗りながら登って行くのは不可能なぐらいの角度と距離がある。
でもきっと中学生・高校生なら意地でも自転車を降りずに登っていったのだろうと想像できる。
そんな子ども達も「グレイトな子ども達」って言ってあげて良いかもしれません。

「大阪高低差学会・2016 春のフィールドワーク・御殿山〜枚方」
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金時豆のおもひで

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金時豆、、、この響きを聞くたびにビビビと来るのは、主に子供の頃の記憶に起因するものだから、なのかもしれない。
我が家で金時豆が好きなのは僕しかいなかった。
これは何を意味するかというと、

「母親が金時豆を作ってくれる頻度が極端に低い」

という悲しい悲しい振る舞いをされるのである。

いくら「作ってくれ!」と言っても「アンタだけやし!」と言われてしまうとぐうの音も出すことができず、ひたすら金時豆を作ってくれる「気」になるのを待つだけであった。

そして、気まぐれに金時豆を作ってくれた時には、まだ冷えていないうちからそれを箸でつまみ食いし、叱られるのも織り込み済みであった。また鍋で作られたそれは、当然一日で食べきれず、複数日に分けて食べることになる。そして驚いたことに日を経る毎にそれは水分を蒸発させ味が凝縮し、美味さが頂点に達した時に我慢しきれずに全部食べてしまうのでありました。

しかしある日、フジッコの金時豆をこれまた気まぐれで買ってきた母親。それをすかさず見届け、盗み食いした時の美味しさといったら、母親が作って数日置いていて味が凝縮した金時豆よりも遥かに美味しかったのだ。

う~む、これは美味すぎる、、とつまみ食いしていたら止まらなくなり、結局全部食べてしまうおいら、、、もう節操の欠片もないのであった。どういう製法で作っているのかは知らないが、フジッコの金時豆は甘みと塩加減が絶妙で、しかも皮と中身が一体化しており、分離してしまう母親のものとは一線を画していたのであった。

・・・そんな金時豆が、今週泊まっているホテルの朝食バイキングに並んでいた。もちろんそれを「大人取り」したおいら、、どうかな?と食べてみた味はフジッコ風の金時豆だったのだ!!

毎朝の朝食がにわかに楽しくなった。

金時豆は写真のようにご飯の友として強烈な存在感で輝いている。
「大人取り」して「大人食い」ちょっと気持ち悪くなるけどたまにはいいだろ?(笑)