「 キノコ 」一覧

テングツルタケ

テングツルタケ

頭に灰色のポツポツ(つぼの破片)を載せているかなり男前のキノコ。
足がすらっと伸びて、ツバがないテングタケの仲間はまず「ツルタケの仲間」と思っていい。
例外としてドクツルタケだけはツバがあるし、フクロツルタケはすらっと足が太い奴もある。

また傘の条線が何とも美しい。
この個体の傘はちょっと白めだが、多くは灰色の傘となっている。

ってテングツルタケだよね、これ?(笑)

『似たキノコ』

■ヘビキノコモドキ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/amanita_spissacea/index.htm

■ツルタケ
http://mushroomsindex.com/result0038.htm

■ツルタケダマシ
http://mushroomsindex.com/result0039.htm


ザラエノヒトヨタケ

ザラエノヒトヨタケ(粗柄一夜茸) ヒトヨタケ科、ヒトヨタケ属

この透明感のある笠の形はこのキノコ独特であり、独創的なイメージすらありますね。
山道を歩いていていると道の脇にそっと出ているのですが、この透明感もあってなかなか目につかないかもしれません。

『似たキノコ』

・キツネノハナガサ
ザラエノヒトヨタケに黄色い粉をまぶしたようなキノコ
http://www.s-kinoko.com/kininaru-html/kinoko-html-ka-ko/kitunenohanagasa.html

・ヒダヒトヨタケモドキ
ザラエノヒトヨタケに白い粉をまぶしたようなキノコ
http://dokitto.com/database/D-hidahitoyotakemodoki.htm

・ミヤマザラミノヒトヨタケ 
よりヒトヨタケの質感にちかいのであるが、傘の開き方がザラエノヒトヨタケっぽい感じ
http://www.hedara.com/kinoko/miyamazaraminohitoyotake/miyamazaraminohitoyotake.htm


カンゾウタケ

カンゾウタケ(肝臓茸)ハラタケ目カンゾウタケ科カンゾウタケ属に属する一属一科一種のキノコ(Wikipedia)。

時期は6月12日。

まだあるかなぁ、、と思って探していたら出ておりました。
なかなかフレッシュなカンゾウタケなので出始めて1~2週間というとこでしょうか?
まだまだ出るんだなぁ、と学習しました。

最近カンゾウタケを食べて「美味しい」と言う人が何人か出てきました。
「まさかぁ、、」と思うのですが「マジ」だったりします。
もしかしてフレッシュな内は美味しかったり、また、料理方法によって美味しかったりするのかな、、、、

しかしさすがに餃子に入れるのはやめとこう、、それは元も子もなくなるおそれがあるわさ。


ウスムラサキフウセンタケ

久しぶりの紫色のキノコ。
最初は白いキノコ、かと思いましたが、よく見るとしっかりとした紫色をしております。
傘の表面はツルツルでもちろんツバなどはありません。
ここでは柄は写していませんが、フウセンタケの特徴でもある柄の下の部分はふっくらしておりました。
これまたフウセンタケは胞子が茶色いため傘の裏は茶色くなるのが特徴です。

しかし余り綺麗なところに出てキノコではないみたいですね、、、絵にならない(笑)

『似たキノコ』

・ウスムラサキシメジ
ホントに良く似ていますね。フウセンタケの特徴をしっかりと押さえておけば判別可能。
http://trace.kinokoyama.net/fungi/fungi-zukan/usu-murasaki-simezi-fungi.htm

・ムラサキシメジ
色がかなり濃い感じです。
たぶんこちらは質感も違うので間違うことは無いと思います。
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/lepista_nuda/

・ムラサキフウセンタケ
傘の表面に独特のつぶつぶがある。こちらも間違わないかな・・・。
https://www.1101.com/kinokonohanashi/065/eat.html


オオトガリアミガサタケ

オオトガリアミガサタケ(Morchella elata)

トガリアミガサタケだと思って観察会にてサンプル提出。すると「これって、オオトガリアミガサタケではないか?」という事になり急遽名前変更。
初めて見ることが出来ましたオオトガリアミガサタケ。
20センチぐらいある大物でまさに尖りまくっております。
しかも、いままでそこでは見たこともない場所で見つけて大興奮でありました!!


ハルシメジ

ハルシメジ

アミガサタケ探しに一生懸命になっておりまして、来る日も来る日もサクラやイチョウの下ばっかり目を皿のようにしておりましたところ、「もうハルシメジが出ているよ」と教えてもらい、うわっ、忘れてたっ!とさっそくウメの下にもぐってみたところ、出ておりました。いやぁアミガサタケに負けじ劣らずの可愛いヤツラです~! (^o^)

『似ているキノコ』
以下のキノコに似てはいますが、出ている場所や季節がまったく違うのでほぼ間違えることは無いでしょう。

■ホンジメジ
http://blogs.yahoo.co.jp/oogakiuti/26266454.html

■イッポンシメジ
http://yaplog.jp/macblog2/archive/74

■クサウラベニタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/entoloma_rhodopolium/index.htm

■ウラベニホテイシメジ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/entoloma_sarcopum/


アシボソアミガサタケ?

アシボソアミガサタケ

この手の黒いアミガサタケはトガリアミガサタケかオオトガリアミガサタケかと思っておりましたが、実はこれアシボソアミガサタケではないか??と思っております。

このブログでは二つのアミガサタケの違いをこう書かれております。

トガリアミガサタケについて,保育社「原色日本新菌類図鑑(Ⅱ)」には次のように書いてあります。

『トガリアミガサタケ Morchella conica Pers.』

中形菌で高さは通常10cm内外,ときには16cmに及ぶことがある。

頭部は円錐形,卵状円錐形あるいは円錐状円筒形,先端は鈍頭あるいは鋭頭,下縁は茎からわずかに離れ隔生する。

肋脈は縦脈がよく発達し多少平行する傾向があり,横脈は少なく,その発達も不良なのでくぼみは長味をおびて狭い。肋脈の稜は初め軟毛を生じ,後に黒色となる。子実層面は帯褐色あるいはオリーブ褐色を呈する。

茎は円筒形でほぼ同幅で長さは頭部の長さとほぼ同長,上方は頭部の幅の約2/3内外,

基部はふくれてわずかに縦溝があり,また顆粒体がある。

アシボソアミガサタケについては,次のように書いてありました。

『アシボソアミガサタケ Morechella deliciosa Fr.』

小形菌で高さ5cm内外,

頭部は楕円形あるいは類円筒形,先端はやや鋭頭,下縁はわずかに茎から離れ隔生する。

肋脈はよく発達し多少平行状,横脈はわずかに発達し,くぼみは狭く長い。脈の稜は暗褐色~黒味をおび,子実層面は褐色~オリーブ色を呈する。

茎は円筒形,頭部より短くあるいはほぼ同長,上方はその幅頭部の1/2内外,

基部はしばしば膨大してわずかに凹孔があり,幾分粉状,白色あるいは帯黄色。

http://net1010.net/2008/03/post_1636.php

読んでも良く違いが分からない・・・(笑)
全体的に小さく、足が細いものはアシボソアミガサタケ、、、と簡単に考えてもいいのかな?


トガリアミガサタケ

アミガサタケ

日曜日は恩智駅から石切駅までトレッキングときのこ散策とを併せた進化系「トレキノ」に行ってきました。

距離にして18km、この間行った生駒縦走のちょうど真ん中あたりをトレッキングしてきたような感じです。

目的はズバリこの「アミガサタケ」でありんす。ちょうどいま時期だったらこの様な幼菌が見れるので、去年ハイキング部で生駒に行った時に目星をつけていたシロを目がけてしらみつぶしにローラー作戦を行ってやっと、この一本を見つけることが出来ました。

『似ているキノコ』

・アミガサタケ
僕らは「イエロー」と呼んでいるアミガサタケ。こちらがノーマルなのかな??
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/morchella_esculenta_var_esculenta/

・チャアミガサタケ
あみあみのところが茶色く、かなり深く刻まれているようです。
http://primula.velvet.jp/mushrooms/chaami.html

・オオトガリアミガサタケ
トガリアミガサタケのでっかいバージョン!!
傘はトガリアミガサタケと同じく「黒い」です
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/morchella_elata/index.htm

・シャグマアミガサタケ
これは「似ている」というレベルではないですね。
猛毒、というふうに書いてありますが、食べている人もいるみたいです。
http://www.kinoco-zukan.net/syagumaamigasatake.php


ツバキキンカクチャワンタケ

ツバキキンカクチャワンタケ

前年に落ちた椿の花の「菌核」からニョキニョキと延びて地上に現れてきますな。この茶碗の部分(子嚢層面)から胞子がふんわりと出る姿は観察しているとなかなか優雅なものですよん♪

『似ているキノコ』

・ヒイロチャワンタケ
色が緋色のチャワンタケ
http://www.kinoco-zukan.net/hiirotyawantake.php

・ベニチャワンタケ
こちらは色が紅色
http://kasugak.sakura.ne.jp/comment/benichawantake.html

・アラゲコベニチャワンタケ
色は紅というより緋色に近い。
茶碗の周りに「毛」が生えています。
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/scutellinia_scutellata/index.htm

・クロチャワンタケ
こちらは色が黒です
http://asahikawa-kinoko.sakura.ne.jp/photo_gallery/63kurotyawantake.htm


きのこピリ辛炒め定食

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17日から埼玉に出張だったので、まとめて書いております。

出張一日目のお昼は中華料理屋に行った。メニューを見ていたら「僕を選んで!」という声が聞こえてきたのでふと見るとコイツであった。「もちろんだよ」僕はそう答えて、注文を取りに来たおばちゃんに「僕は、きのこピリ辛ね!」と常連を装ってその名前を告げたのでった。さてしかしだ、、運ばれてきたものを食べながら同定していると何だかわからないキノコが出てきた。

実はこのキノコ「木島平村から送ってもらっている」らしく、生産者の顔写真と、その手にはかごに入った溢れんばかりのキノコがあった。

「なるほど、栽培キノコだけどスーパーに並ぶようなものじゃないんだな、、、」

そう思ってそのわからないキノコをつまみ上げた。
(この少し左側にある黄土色の傘のキノコです)

いわゆる「撮り菌」のワタクシめはキノコの味についてはかなり疎いのでした。さてこのキノコは何でしょうか???
木島平村のHPを見ると「これか?」というものがあるのですが、こんな大きな「これ」は見たこと無いので自信なし。

さて、あなたは誰?(笑)