「 キノコ 」一覧

ブドウニガイグチ

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食べキノコ人の人たちからはたぶん見つけてもスルーされるか、ポーンと蹴られてしまうだろうこのキノコ。確かにカジると苦いのですが、よく見ると綺麗な姿、綺麗な色彩を放っておるのですよ、、、。やっぱ紫のキノコには特別な愛を感じてしまいます(笑)

『似てるキノコ』

ウラグロニガイグチ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/leccinum_eximius/index.htm

ムラサキヤマドリタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/boletus_violaceofuscus/index.htm

クロニガイグチ
http://dokitto.com/database/D-kuronigaiguti.htm


オオシロカラカサタケ

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沖縄などの亜熱帯から熱帯地方に存在していたキノコなのだが、このところの地球温暖化で北上してきて、今や大阪などでは珍しくもなんともなくなったキノコ(毒)。傘の大きさはこれで20cmもありますので、否が応でも目についてしまいますが、決して食べないようにね(おらんと思うけど w)。

漢字で書くと「大白唐傘茸」らしく沖縄だから「大城」と思っていたおいらがバカでした(笑)。しかしクマゼミといい、サンゴといい生物たちの北上化は徐々に進んでいると見たほうが良いのでしょうか・・・?

ちなみに今年の夏は「冷夏」だったそうです。

暑かったのは確かですが、短かった感は否めませぬ。

涼しくなったのは嬉しいのですが、このまま夏は終わるのでしょうか、、明後日は恒例の富士登山なのに・・・しかも台風(笑)

♪行く夏に 名残る暑さは
夕焼けを吸って燃え立つ葉鶏頭
秋風の心細さは秋桜♪

『似たキノコ』

カラカサタケ
http://www.kinoco-zukan.net/karakasatake.php

マントカラカサタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/macrolepiota_detersa/index.htm

コカラカサタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/chlorophyllum_neomastoideum/index.htm


オニフスベ

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オニフスベ、漢字では「鬼燻」または「鬼瘤」と書くらしい。
ホコリタケ科オニフスベ属。

これで生まれて2回めの遭遇。1回めは再度山に登っていく道の途中。そして今度はなんと長居植物園の中で見つけたのでした。しかもこの他に2個ありましたが、そいつらはこれよりも少し小さめでした。

穴が空いているように見えるのは、ナメクジに食べられたのか、それとも皮が破けて胞子が外に飛び出していったか、それとも雨に侵食されたのか、、、どちらにせよバレーボール大の大きさはそのまま保っておりましたが、蹴ってみたらスカスカの感じがしました。

さてこのオニフスベ、FBにアップすると「食べたのか?」という質問が飛んでくる。
まさか食べる気にもならないですが、、、実際に食べた人のレポートを載せておきます。

さて本題のオニフスベです。 歯ごたえは仲間のタヌキノチャブクロよりも頼りなく、気の抜けたはんぺんと言うか、焼きたてのりくろーおじさんのチーズケーキみたいな情けない歯ごたえです。決してしゃりしゃりとはいきません。 香りは弱い穏和なきのこの香りで変な癖はありません。 味は弱いながら旨みがあり変な癖はありません。 と言うことで食べられるのですが、美味しいかと言えばそうじゃないよなあ・・・もう一度食べるかというとそうじゃないよなあ~・・・
 子供たちも一口は食べましたが、もういらないと言って見向きもしません。子供は正直です。そう言うきのこのようです。
<参考サイト>
オニフスベは採っちゃダメ

『似てるキノコ』

なし!(笑)


ナカグロモリノカサ

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たまたまスピードライトを持って行ってたので、ちょいと三脚立てて光を当てて撮影していたら、恐ろしい数の蚊に刺され、早々にその場を退却・・・(笑)やはり虫除けスプレーなど森の中の飢えた蚊たちには関係ないのね、、と悟りました (*_*)
さてキノコなんていうキノコでしょう?近いのがナカグロモリノカサかなぁ、、と思っておりますが、、

ハラタケ科ハラタケ属

『似たキノコ』

ウスキモリノサカ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/agaricus_abruptibulbus/index.htm

キツネノカラカサ
http://trace.kinokoyama.net/fungi/fungi-zukan/kituneno-karakasa-fungi.htm

ザラエノハラタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/agaricus_subrutilescens/index.htm

ツブカラカサタケ
http://mushroomsindex.com/result0036.htm


ドクツルタケ

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ドクツルタケ、だと思われます。
白いきのこは毒か?とよく聞かれますが、それは当たっておりません。
白くても食べられるマツオウジなどがありますので、必ずしもそれは該当しないのです。
しかし、猛毒の御三家

シロタマゴテングタケ
タマゴテングタケ
ドクツルタケ

※フクロツルタケじゃなかったのかな??

のうち2つはこの様に真っ白なので「白いきのこは毒か?」という質問には迷わず「いえす!」と答える僕(笑)

しかしこの毒性は強く「死の天使」(Destroying Angel) と呼ばれ

その毒性は、1本(約8グラム)で1人の人間の命を奪うほど強い。摂食から6 – 24時間でコレラ様の症状(腹痛、嘔吐、下痢)が起こり、1日ほどで治まったかに見えるが、その約1週間後には、肝臓や腎臓機能障害の症状として黄疸、肝臓肥大や胃腸からの出血などが現れる。早期に胃洗浄や血液透析などの適切な処置がされない場合、確実に死に至る。
ドクツルタケ(Wikipedia)

いやぁ、恐ろしいですねぇ、、
でも生き残った人の証言によると「味は美味しい」ということらしい、、、

『似ているキノコ』

・シロタマゴテングタケ
ドクツルタケ(シロタマゴテングタケ同様猛毒)に似るが柄にささくれ模様がない。
http://stonewashersjournal.com/2014/09/21/mushroom/

・フクロツルタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/amanita_volvata/

・シロテングタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/amanita_neoovoidea/

・ササクレシロオニタケ
http://www.s-kinoko.com/kininaru-html/kinoko-html-sa-so/sasakuresiroonitake.html

・シロツルタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/amanita_vaginata_f_alba/index.htm


ザラエノヒトヨタケ

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こんな土の上からすっくと出ているザラエノヒトヨタケ。
「ヒトヨタケ」の仲間なので、あっという間(一夜じゃないらしいが、、)に無くなってしまう、とっても儚いキノコ。

ザラエノヒトヨタケとは漢字で「粗柄一夜茸」と書く。

そうやってみると柄のところがザラザラしているな。

傘は白く透明で放射状の溝線があり、反り返ってくるのが特徴。

『似ているキノコ』

・(コツブ)ヒメヒガサヒトヨタケ
http://trace.kinokoyama.net/fungi/fungi-zukan/himehigasa-hitoyotake-fungi.htm

・キツネノハナガサ
http://www.s-kinoko.com/kininaru-html/kinoko-html-ka-ko/kitunenohanagasa.html


マツオウジの幼菌(菌露付き)

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松の木の切り株などからよく出ているキノコ。
確か以前、奈良キノコの会に参加した時には「切られてからしばらく何年かは出てくるが、それ以上になったら出てこない」と聞いたことがある。
しかし、少なくとも神戸で見るマツオウジはかなり古い切り株から出ており、とても「何年」と言うレベルじゃないと思うのだが・・・。

このマツオウジはまだ幼菌で、大人になると傘の大きさが20cmぐらいになるものもあるが、ずっと乾燥続きなのでこいつが大きくなるか、、の保証はない。
ちなみに頭から出ている液体のようなものは「分解水」と言ってキノコが木を分解していく時に出てくる「水」らしい。


カバイロツルタケ

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テングタケ科のキノコで食べることが出来るらしい。
でも僕の周りではこれを「食べた」と言う人を聞いたことがない。
と言うのもこのテングタケ科のキノコは毒成分をもっているものが多いし、もしかしてこのカバイロツルタケもさほど美味しく無いのかもしれないな、、、

でもここでは

歯切れ、舌ざわりがよく、くせがない。におい味ともに温和。特に脂肪質の料理と合う。天ぷら、野菜炒め、豆腐汁、けんちん汁、大根のおろしあえ。

だというから案外美味しいのかもしれないな。

似たキノコ

※ツルタケの仲間にはツバが無いことが特徴!!

・ツルタケ(火を通せば食用)
http://mushroomsindex.com/result0038.htm

・シロツルタケ(火を通せば食用)
※しかしドクツルタケやシロタマゴテングタケ(双方とも猛毒)と似ているので注意!!
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/amanita_vaginata_f_alba/index.htm

・ツルタケダマシ(有毒)
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/amanita_spreta/index.htm

・タマゴテングタケモドキ(有毒)
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/amanita_longistriata/index.htm


ベニイグチ

ベニイグチ

ベニイグチ

六甲山で見た「絵になる」キノコはコイツぐらいでした。

たぶんベニイグチだと思いますが、特徴をおさらいしておきましょう。

・夏~秋にアカマツ、コナラ、シイ、カシ林に発声
・傘は半球形のち平たい丸山形
・柄は傘と同じ色で微細点に覆われ、また著しい網目を有す
・肉は淡黄色、弱く青変する場合がある
・管孔は黄色、のちオリーブ色

似ているキノコ

・ミヤマベニイグチ
・キクバナイグチ
・ヌメリコウジタケ
・コウジタケ
・アシベニイグチ
・イロガワリ
・アメリカウラベニイロガワリ

なんと沢山あるなぁ、、


毒キノコ

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保育園の一泊キャンプに行った時にキャンプの入り口にこんなのが貼ってあった。確かに毒キノコには注意をしなければならない。
どんな注意かというと

「無闇に食べない」

ですよね。
まぁ触れただけでもあぶないカエンタケだけは別ですが、それ以外の毒キノコは触れたぐらいではまったく大丈夫、、、なのですが、、、

実はこのキャンプ上の直ぐ横(たぶんキャンプ場の敷地)は小高い丘になっており、そこでテントなども張れたり、ちょっとした催し物が出来るようになっている場所があるのです。

そしてその場所には結構キノコが多く、近いので時間が余ればよくそこにキノコが出ていないか、観察しに行ってたのでした。

しかし今年その場所に探しに行ったのですが、目ぼしいキノコはほとんど出てきておらず「おかしい」と思ったものでした。何故かと言うとこの週はずっと雨が降っており、FB上でもキノコの発生報告が相次いでいたからです。

もしかして、あらかじめ抜いたんやろか???

これはあくまでも「推測」の域をでません。
しかし子供たちが沢山遊びに来るキャンプ場。そんなところで誤ってキノコを食べて食中毒者でも出したらキャンプ場の名に傷がつき、最悪は監督不行き届きの責任を取られるかもしれない。

そんな思考が働いてもおかしくない。

なぜならここは「市営」のキャンプ場だし、施設の責任者は今年から代わったみたいでとっても「役所的」でとっても愛想のない人達に代わっていたからなのです。

あくまでも「推測」ですので、、、