「 2016年06月 」一覧

葉っぱ

金剛山

山を歩いているといろんな葉っぱに出会う。
地上からにょきっと出ている葉っぱ
歩く僕達にそっと触れてくる葉っぱ
そして樹の上からこちらを見下げてる葉っぱ
花が散ってしまった葉っぱたちは、
いよいよ俺たちの出番だと言いたげに
勢い良くその羽根を広げようとし
花がまだ主役の葉っぱは
所在無げにゆらゆらとその身をゆらすだけ
そんな葉っぱたちと出会うのは
まるで葉っぱと会話を交しているかのようでもある

「今日はえらい霧やねぇ~」
「いやほんま、でも雨やなくてよかったやん♪」

そんな大阪弁が聞こえてきそうだ(こないか? w)


テンナンショウ属

金剛山(コウライテナンショウ)

そう言えばカトラ谷へは今回一緒に登った5人の内、4人は一緒に登っているはずだ(今思い出した w)。しかもその内の一人は「このゲートを通り抜けて行けばいいよ」と最初の時に教えてくれたはずだ。しかし今回僕が「このゲートを抜けるはずやわ」とゲートの横から入ってしばらくすると

「ほんまぁ、、」

という声が。。。

「いやいやいや、、前も通ったやろ?」
「そうかなぁ、、、」

まぁ正直言うと僕の道案内は適当である。これは間違いない。
そもそも、方向音痴の上、勘で道を選ぶタイプだ。
しかもその勘がいつも見事にハズレる。

今まで何度「もう~~」と言われたことか、、、

と不安になりながら歩いていると、テンナンショウ属の美しい花が咲いていた。この緑色の透明感、、、素敵すぎる。。
しかしこのテンナンショウ、、種類が多い上によく似ているため細かいところまで見ないと同定出来ないのが難である。
なので、自ずと写真だけ撮っておいて、家に帰ってからゆっくりと調べることになる(高嶋君がね w)。
で、高嶋くんによるとこれは「コウライテンナンショウ」らしい、、さすがだ。
ちなみに「テンナンショウ」は漢字で書くと「天南星」と書くらしい。これもカッコいいね!!


ウラジロウツギ

金剛山(ウラジロウツギ)

金剛山カトラ谷へと向かう道。

僕が「こっちの道やで」と自信たっぷりに指し示した道には後続の人たちの姿はなかった。みんな途中で別れた方の道へ進んでいったようなのだ。「大丈夫か、、」メンバーからはそんな声が漏れた。僕は前に一緒に登ったメンバーに「こっちだよな」と聞く。そいつは「さぁ、、」と頼りなげに応える。

「いや、間違いないって・・・」

と言いつつみんなの「ホンマに合ってるのか・・・」という空気感の中、それでも前に進むことにした。
すると前にお年寄りのおじさん2人が花を一生懸命観察していた。
「なんていう花ですか?」
近づいていって聞いてみた。
「これはウラジロウツギやね」
おじさんが親切に教えてくれた。
確かにウツギ独特の花の形をしている。
白くてとっても愛らしい花。
しばし道のことは忘れてみんなで撮影会が始まる。
一生懸命撮影していたら既にさきほど聞いた花の名を忘れた。
まぁ良いか、、
でも「このまぁ良いか」が花の名前を覚えられない原因なんだな~(笑)


ブナ

金剛山(ブナ)

一番好きな樹。
この木は成長がとっても遅く、
建築の材料としてもふさわしくない
だから「木で無い」という漢字が当てられて
「橅(木に無)」となった
そしてスギやヒノキの身代わりとなって
伐採されていった

ひどい話である

でも今は「緑のダム」と言われ
このブナの森は
豊かな森の象徴として
明るく、そして輝きを放っている
命の森だ


サナエちゃん?

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ムカシトンボ?ムカシヤンマ?
でもどっちも背中の模様が若干違う気がするしなぁ~~
金剛山を登っていく途中で発見。
たぶん羽化したてのトンボだったんじゃないかな?
近づいてシャッターをパチパチしてもまったく動きませんでした。
誰か詳しい人教えて~(またか w)

という問いかけをFacebookで行ったところ、、、

・ヒメクロサナエ
・クロサナエ
・ヤマサナエ

という意見を頂きました。
特にヒメクロサナエとクロサナエの区別が難しく、断念してた上にヤマサナエが出てきたので
もうこやつは「サナエ」ってことにしておきます(笑)


ニリンソウ

金剛山(ニリンソウ)

金剛山のニリンソウはカトラ谷コースの途中にお花畑の様に群生している。

それはそこへ自分の足だけでたどり着いた人だけが見れる天からのご褒美の様な光景である。

ニリンソウは一つの茎から二本の茎を枝分かれさせ2輪の花を咲かせる。名前はこの花のそんな特徴から付けられたものである。
咲き出したのは例年より早かったようで、花たちの勢いが少し失せていたが、名前から受け取るイメージ通りの可愛らしい花たちが僕達が来るのを今か今かと待っていた。


カトラ谷

金剛山

金剛山へ登るコースの中では一番好きなコースかもしれません。
豊かな起伏を持ち、広葉樹林の緑がとても鮮やで、そしてちょっとヒヤヒヤするところや、ニリンソウのお花畑がひしめいていたりととにかく飽きの来ないコースなのです。

これはお花畑への入り口へ入ろうとしている人たちを勝手にモデルにしてみました(笑)
目の保養、とはこのことでしょう、、登山者冥利に尽きます。


高木くんライブ

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今日と明日、京都と大阪で高木くんのライブがある。もう既にSOLD OUTらしいから今から「行きたい!」と言っても余程のことじゃないと難しいだろうな、、。僕は一足先に出張を入れて東京のライブを聴きに行ってきた。ニューヨークのブルックリン在住の彼はニューヨークを拠点にして音楽活動を続けているバリバリのジャズミュージシャンである。今回は一時帰国も兼ねて3箇所でライブをすることになり同じニューヨークでバンドを組んでいるメンバーや過去にセッションをした経験のあるメンバーとのパワフルでエキサイティングなライブを披露してくれました。

いやぁ、まじスゴかったです、、、

今日、明日のライブに行く人、ほんと卒倒しないで下さいね(笑)
全ての曲が良かったのですが、僕が心臓の内壁まで鳥肌が立った曲がスティビーワンダーのカバー曲「As」です。
もちろんスティービーの原曲も大好きなのですが、あのAsがこうなるかっ!!という驚きは心臓の内壁まで・・・ってもういいか。

とにかく凄かった、まいった。

なので皆さん楽しんできて下さいね!!

P.S.
京都ライブは今日ですよ、、間違わないでね w


桑の実

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僕らが育った香里団地にまだ桑の木が残っていることが分かったので見に行ってきた。この木の存在は僕自身知らなかったので「あぁ、これが桑の木だったのかぁ」と思ったのであるが、友達の何人かは「よくこの木で桑の実を食べたよ!」という証言を得ていたのでまだ残っていて感動でした。

木の高さは10mぐらいあるのだろうか、きっと桑の木としてはかなり大きい方に違いない。桑の実は少し時期が遅かったのか、その殆どが乾燥した状態でドライフルーツと化していた。なので必死に探して、探して、探してやっと見つけた桑の実を食べてみたら子供の頃に食べた甘酸っぱい味が口の中に広がった。
「あぁ、やっぱこの味だ、、、」そんな感慨を覚えながらきっと来年はもっと食べてやる!と誓ったのでありました。

だって、誰も採らないみたいでかなりの量が白化していたもんなぁ~~

白化現象はキツネノチャワンタケの胞子が花に感染して白くなるそうです。
いわば病気なのです!!
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残っていた桑の実。
とっても甘くて、酸っぱくって、美味しかったよ!
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