昭和な喫茶店

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JR鶴が丘駅近くの喫茶店「ジャバ」が閉店した。

店の中はちょっと薄暗く、朝はモーニングセット目当ての馴染みの客が新聞など手にしながらじっくりとたばこをくゆらす。夜になると各席にあるステンドグラスのライトがほのかに灯り、まさしくそこには「昭和な喫茶店」そのものの姿があった。

店はとても繁盛していた、、らしい。

またその向かいには同じ経営でコーヒーの粉をその場で挽いてくれて小売をしてくれるお店があり、その店にもかなりの常連客がいて、お店が閉店になったのを知ると絶句した人、店の前で立ち往生しているひとの姿を何人か見たことがある。

また意外にもその店で夏場だけ出しているソフトクリームが絶品である、、、らしい。

「らしい」x2のワケはわたしゃ「行こう、行こう」と思っててついに行かずじまいだったらであり、それらの噂は嫁さん経由で聞いたからであった。
しかし思えばだんだんこの様な「昭和な喫茶店」が減っきて、スタバとかドトール、はたまた最近はコンビニなどもその地位を侵されつつある現状に昭和人間としては少しばかり寂しさを感じるわけです。

ちなみにこのジャバが店を閉めた理由というのがここで働いていたマスターが店のお金を持ちだして、店で働いていた女性と駆け落ちをしたから、、という話だ。

いやはや、なんとも昭和な結末ではないだろうか・・・

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