「 雑文集 」一覧

五代友厚

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以前から五代友厚という名前だけは知っていた。北浜駅を降りて直ぐのところにある大阪証券取引所の真ん前にドーンとこの銅像が建っているからですな。

「あぁ、ここに建ってるってことは大阪証券取引所を作った人なんや、、」と思っていたのだが、それどころか

・大阪造幣局の設置を進言
・大阪商工会議所(大阪商法会議所)
・住友金属工業
・関西貿易社
・共同運輸会社
・商船三井(大阪商船)
・南海鉄道(大阪堺鉄道)

などなど、「朝が来た」の中で描かれている通りにたくさんの会社の設立に関係してたんやなぁ、、びっくりポンやな~

実は幕末から明治維新にかけての物語の中ではこの「五代友厚」という名前の記憶が無いのだが、たぶんこの方はそう言った動乱の時代よりも、新しい仕組みづくりが必要になってくる時代に最も必要になる人物だったのでしょうね。

司馬遼太郎が書いていたが、明治維新のような時代の流れが大きく変わるときには3つのタイプの人間が出現してくるらしい。

・1番目が今までの成り立ちを破壊するタイプ・・・吉田松陰、橋本左内など、、

・2番目が、1番目の人たちが提唱したことを実行するタイプ・・・坂本龍馬、西郷隆盛など

・3番目が、以前の成り立ちが壊された後、新しい仕組みを作っていく実務家タイプ・・・大久保利通、伊藤博文など

さて、五代友厚がこの中のどれに当てはまるかというと間違いなく3番であろう。

今日もこの前を通りかかるとおばさん達が写真を撮っておりましたな、、、俄に人気が出てきた五代友厚、一部にはディーン・フジオカのおかげ、という噂もありますがXデーはもうそこに来ているみたいですな、、トモちゃんどうなることやら。。。


チョウはなぜ飛ぶか

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仙台出張の旅のお供。

海野和男さんの写真が見たかったので借りてみたが中身もかなり面白い!!

蝶にはチョウ道と言うものがあり、飛ぶルートが決まっているらしい。
その謎に迫る推理と検証は男の子のマインドをガッチリ掴むんじゃないかなぁ〜
子供用に書かれているので小学生とかにオススメですね!!

見出しだけ列挙しておきますね。
それだけでもかなり興味がそそられます。

1.チョウの飛ぶ道
2.チョウが花にとまるとき
3.チョウがメスを見つけるとき
4.チョウが卵を産むとき

でもこの中でも一番衝撃的なのが、2の中にある

「チョウは『花』をしらない」

っていう章。
チョウは花を花と思って飛んでいってる訳ではないのだ。

じゃあ、いったい何故花に飛んで行くの・・・・

というお話。


須磨~新神戸(六甲縦走前半部)

行ってきました、六甲縦走の前半部のリベンジ!!

今回は一人で行ったため最初はかなりのハイペースでした。

しかし高取山辺りから疲れが出だして、菊水山を登るのはヒーヒー言うてました。
あとはこれは初めての経験なのですが、足の裏(両方)に水ぶくれが出来たみたいです。破れるまでは行っておりませんが、これも歩いてる時にかなり悩まされました。


冬の寒さ対策 その1

暖房が嫌いだ。
とくにエアコン暖房というのは空気が乾燥するので、口や鼻から湿り気がなくなりあまり気分がよろしくない(犬の鼻が濡れていない時は体調が悪いのと一緒だね)。

かと言って会社などでは石油ストーブとかは使えないしデロンギのようなオイルヒーターは暖まるまでに時間がかかるし、部屋の広さもある程度で限界が来る。

そこで暖房を使わないで暖かくなる方法はないものかと考えた??

そこで思いついたのが寝袋に下半身をこの様に入れる方法である。

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寝袋のメリット

時々車中泊で出張に行ったりする。
その時にはこの寝袋を積んで行くだけで暖かい夜を過ごすことができる(真冬だとこれだけでは寒いが・・・)。

また暖房を一切使わないのでもちろん電気代はタダ!!
暖房を電気で行うにはかなりの電気代がかかる。うちのような小さい事務所でも暖房を入れると電気代がドンと跳ね上がる。
前に一度計算してみたんだけど1日8時間暖房をつけていたら700円かかることが分かった。

700円x20日 = 1万4千円/月 となる。

まぁ会社にたくさんの人がいればこれでも良いのだが、一人でいることが多い職場や、SOHOで仕事をしている人などは「部屋毎」暖める必要は無いわけなので、言わば無駄な場所を暖めている、ことになるのだ。

足だけが冷える

こんな事は無いだろうか?

暖房をつけてるんだけど、足だけが冷える。

窓際の席とか床がコンクリートなどの部屋はどうしても下のほうが冷たいため、いくら部屋を暖房で暖めていたところで足元は冷えます。
ですので、足にひざ掛けをするとか、分厚い靴下を履く、レッグウォーマーを履くなどのしてる人も少なくありません。

そんな人(時)にうってつけなのがこの寝袋なのです。

ひざ掛けや靴下は確かにそれで改善にはなりますが、あくまでも「改善」レベル。
たぶん「暖かい」という感覚は得られないでしょう。

寝袋のデメリット

何と言っても寝袋のデメリットは「そこに身体を入れなければならず」そして「動きにくい(動けない)」という事。
また会社でたくさん人がいる中ではきっと「かっこ悪くて」出来ないでしょう。
もちろん、立ち仕事や、頻繁にお客さんが来て動く必要がある人にはまず無理。
これが出来るのは長時間デスクワークする人に限られるんじゃないかと思います。

そんなことで・・・

ものは使いようですから、キャンプに行って元々シュラフを使うんだ、という人はもちろん購入すべきだし、最初の話で「車中泊をするような人」などに対してもこれは十分な威力を発揮します。

また、試験勉強で子どもが勉強する場合、ファンヒーターやエアコンを使うのはちょっと心配とかファンヒーターだと灯油を買うのが面倒くさいとかがありますよね。
そんな方には本当にこれはいいもの、だと思います。

ちなみに僕が使ってるのはこの製品。
汚れたら洗濯機で丸洗い出来るようです。

もっと強力なのがこちら。
ダウンが入っているので軽くて暖かいはずです。

「LOGOS」「寝袋」で検索してみる


「死ぬときぐらい 好きにさせてよ」

これはスゴい!!
新聞4紙(全国版)に同時掲載された株式会社宝島社の企業広告らしいが、このビジュアルにも増してキャッチコピー

「死ぬときぐらい 好きにさせてよ」

ってのはとっても衝撃的だなぁ・・・

このキャッチコピーも凄いけどその下に書かれている文章がこれまたぐっとくる。

「人は必ず死ぬというのに。
 長生きを叶える技術ばかりが進歩して
 なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。
 死を疎むことなく、死を焦ることもなく。
 ひとつひとつの欲を手放して、
 身じまいをしていきたいと思うのです。
 人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。
 それが、私の最後の欲なのです。」

ついこの間、こんな話をしたばかりなのです。

年老いた母親がいて、ボケがはじまっており、糖尿病でもある。
介護者がいて、食事のあとにインスリンを打たないと、血糖値がぐんぐん上がり多臓器不全で亡くなる、らしい。
しかし本人は「もう早く死にたいわぁ」といつも口にしている。
介護しているのは息子でこの間定年を迎えたばかり。
仕事にはまだ行っててその間は収入があるので大丈夫なのだが、もし仕事を辞めてしまったらどうなるのか?
このまま薬を打ちながら、ボケがひどくなり、介護にもすごく手がかかってくる。

もしかして、早く亡くなったほうが本人も周りも「幸せ」じゃないのか・・・・。

この母親は甘いモノが大好きだという。
そんな甘いものも食べられず、だんだん壊れていく自分に絶望を感じ、かと言って医療の進歩はそんな自分でも長生きさせるに十分な技術だけはある。それが故に周りにもその絶望感を味あわせることにもなる。

なんて死ににくい世の中なのだろう、、、

そうやって生きていくことに、人間としての尊厳などあるのか、、、


神社とはこういう組織なのか?

気になることがあったのでメモ代わりに。
「東京都神社庁」なるものが存在している。WEBサイトの冒頭に「東京都神社庁とは東京都内にある1398の神社を包括している組織です」とある。つまりは東京にある神社の総意を束ねている組織、なのでしょうなぁ、、
そんな「組織」がこんな事を言うてはります。

誇りある日本を目指して『憲法改正を推進します』
http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/kenpou/index.html

神社というのはそういう組織なのか?
毎年初詣にだけは行ってるのだが、この様な事を「推進」する組織に対してお参りに僕たちは行ってるのかな?

なんだか、違和感を感じますね。
その違和感を山崎雅弘さんがTwitterで解説してくれています。


我が家の絶品ママカレー

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今年料理写真の撮り方を教えてもらった佐藤先生が撮影をした本が来ました。

「我が家の絶品ママカレー」

できるだけ「家で出来る」ことと「市販のカレー粉を使う」って言うことに徹していながらも、カレーが美味くなる「コツ」を押さえてくれていて、「ママカレー」と言いながらもやはり普通に家庭で作る味をとっくに超えている、そんなコツを教えてくれる本なのですな。

いやまだ作ってないけど、写真見ているだけできっとそうです(笑)


カメラとレンズの清掃

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カメラとレンズを清掃してもらいに西梅田のニコンサロンへ。
今年一年、こき使ってしまったのだが、実によく働いてくれたD5300へのお礼のお疲れさん清掃なり。
結局D300で撮った写真は全体の1/3ぐらいになってしまったなぁ、、やっぱ重いのを山に持っていくのはちと辛かった。。

カメラのローパスの清掃をお願いすると、店員の方から、「こちらもかなり汚れてますね」と指摘されたのは35mmのレンズ。確かにずっと使ってて(しかも荒く)汚れているのが間違いない。そしてこのレンズのフィルターってありますか?と聞いた10-24mmの広角レンズも「これも、、ですね~」と汚れていることを指摘される。確かにこれも今年使いまくっている。

・・・で、今回はカメラと常備している35mmの標準レンズとこちらも大活躍してくれた10-24mmの広角くんも一緒に清掃してもらって1400円ちょいでした(安い!)。


風に立つライオン

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老眼になってから本をなかなか読まなくなった。通勤にしてもそうだ、自転車通勤などしていると、まさか乗りながら読めるわけもなく、それもつまりは読まなくなった一因ではある。

でも久しぶりに読もうとおもったのは、それがさだまさしの書いたものだからで(まぁそれでも買ってから何ヶ月も経過しているのだが)、しかもそれは映画化もされている。大沢たかおで。そりゃ読まない道理がない。

主人公の名前は航一郎。
いつも大変なことでも安請合いし「ミスターダイジョブ」と呼ばれていた彼。そんな彼がシュバイツアーに憧れて医者になり、アフリカのケニアへと医者として赴任する。

物語は彼を知る人達の「述懐」という形式をとって進められていく。スーダンの内戦で多くの犠牲者が運ばれてくるスーダン国境近くの戦傷外科病院。そんな中にいて多くの日本人、ケニア人、そしてスーダン人たちにたくさん愛された航一郎。

彼が蒔いた小さな種がやがて心のバトンとなって受け継がれていく姿をさだまさしらしく、暖かく、きめ細やかに描いたとても良い作品でした。
是非、お正月にでも読んでみてください、たとえ老眼でも(笑)


ヤマレコ

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山登りのサイト「ヤマレコ」の中の機能「ヤマプラ」。
地図上でポイントをマークするだけで距離と時間の目安を表示してくれるなかなかのスグレモノ(死後ですな w)。

そこで二上山から大和葛城山の計画を作ってみた。

屯鶴峯から行く「ダイトレ北登山口」は駅から遠いので、今回は二上神社口から登るとして、葛城山ロープウェー駅までなら約15kmの工程で休憩30分を入れて8時間43分はちょっとかかり過ぎじゃないかなぁ???