「 キノコ 」一覧

クロラッパタケ

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有馬富士公園へ向かう道々、ちょっとした森のなかへ入ってみるとこやつの群生が・・・

クロラッパタケは私市で初めて見て、それ以来見ていないキノコ。
他のキノコの熟練の人たちも初めて見た、という人が多かった。

またこのキノコ、とっても美味しいキノコみたいですね。

クロラッパタケは煮物などにして食べられる事もありますが、日本ではあまり人気はないようです。
しかし、ヨーロッパでは人気が高いキノコであり、フランスでは「ブラック・トランペット・マッシュルーム」、ドイツでは「Toten torampete(死のトランペット)」という名前で呼ばれ、日常的に食べられています。また、ヨーロッパのクロラッパタケは日本のものよりも香りが強いと言われています。

http://www.kinoco-zukan.net/kurorappatake.php

何故「死のトランペット」って呼ばれてるのか、、謎やわぁ、、

『似てるキノコ』

なし


雲の上のキノコたち

写真 2015-09-10 13 09 10

今年はマツタケがたくさん採れるらしい。

FBのきのこグループなんかマツタケの写真が溢れているし、普段はマツタケの存在など予想だにしていない所にまで出ている、というオマケまでついている。まぁたぶん、マツタケが、と言うよりある時期に出るキノコと気候や雨の量などがちょうどよいタイミングで合致したのでその時期に出るキノコはみんなたくさん出ている、というのが理由なんだろうね、、、

ちなみにこれは富士登山を終えた後に5合目の山小屋の休憩所で採ってきたキノコを広げている人に撮らせてもらいました。

右下に見えるのは巨大マツタケ!!
「これほんとにマツタケですか???」
と横で山小屋で働いている女の子が採った人に聞いていた。
そして傘の裏に鼻を押し当てて

「あぁ、傘の裏からはマツタケの匂いがします!」

と言って僕にそのマツタケを渡してくれた。
確かに匂いはマツタケだ。
でも、なんかデカすぎるなぁ~~
富士山のマツタケはちょいと種類が違うのやろか???


オオオニテングタケ

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もう少し置いといたらもっと巨大になるのだが、これで傘の直径が15cmほどか。
オニテングタケとかシロオニタケとくらべて傘の色が茶色が混じっているし、大きさもこちらの方がかなり大きいので間違えることは無いと思う。

『似ているキノコ』

・シロオニタケモドキ
傘がちょっと茶色が入っているのが似ているかな、、
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/amanita_hongoi/index.htm

・シロオニタケ
http://www.kinoco-zukan.net/shiroonitake.php

・タマシロオニタケ
http://www.kinoco-zukan.net/tamashiroonitake.php


ムラサキアブラシメジモドキ

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ややこしい名前である。
「ムラサキ」で「アブラシメジ」で、しかも「モドキ」。
ってことは「ムラサキアブラシメジ」ってものもあるのかと思いきや、ネットを見てもほとんどヒットしないし、図鑑を見ても「ムラサキアブラシメジ」の名前はなし。

いっその事こやつを「ムラサキアブラシメジ」にして、今の「ムラサキアブラシメジ」を「モドキ」にしてしまったほうが良いような、、、あかんか?(笑)

あてこれを見つけた時は「あっ、コムラサキシメジ!」と思って、同定会の時もそれが通ってしまったのですが、実は違っていて、ムラサキアブラシメジモドキの間違いでした。

『似ているキノコ』

・コムラサキシメジ
色はもっとピンクに似た色で、全体的にムラサキで柄のところにかすり模様が入っている
http://primula.velvet.jp/mushrooms/komurasaki.html

・ムラサキシメジ
コムラサキシメジの大きいバージョンと言っていいかも。
傘の色は薄いムラサキだが老菌になるにしたがって傘の色は茶色に変色する。
http://www.kinoco-zukan.net/murasakishimeji.php

・ウラムラサキ
https://plus.google.com/+JyojiIrisa/posts/LssVHEjEVBh


ズキンタケ

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ちっちゃい、ちっちゃいキノコ。
こいつの傘はこんな頭巾のような形で完成形となっているので「ズキンタケ」と呼ばれているみたいですな。
こうやって苔の上にでていてホントはキノコ的には綺麗なはずなんだけど保護色になっておりますなぁ、、残念。
でも初めて自分で見つけることが出来て大満足!!

ズキンタケ科、ズキンタケ属
発生:夏から秋に道端の斜面針葉樹、広葉樹、混生林に群生
食毒:食(?)

でも食べる人はまずおらんやろなぁ~~

『似ているキノコ』

というか緑色のキノコを列挙

・ワカクサタケ
これも苔の上とかによく出ています。
傘は滑っており、若草色をしています。
柄の部分は茶色っぽいものが多い
ヌメリガサ科
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%BF%E3%82%B1

・アイタケ
傘の表面が緑の粉をまぶしたような感じになってます。
ベニタケ科なので、見た感じではまったく異なります
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/russula_virescens/

・モエギタケ
傘の表面は綺麗な萌黄色をしていますが、柄の部分は白い。
モエギタケ科
http://www.kinoco-zukan.net/moegitake.php


アカヤマドリタケ

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この個体で傘の大きさは20センチ弱ぐらいあったかな。傘の表面のひび割れがこのキノコの最大の特徴ですな。もうとってもアーティスティックな模様でありんす。しかもとってもよく目立つのですが、素人の方から見れば絶対に手を出さない(つまり食べたいと思わない)キノコに間違いありませんな。
しかし、、これは食べられるのでありんす。菌友に聞くと結構美味しいとか、、でも、汁物に入れると黄色い汁が出るとか、、、
う~ん、ちょっとアレですな(笑)

『似ているキノコ』

■コガネヤマドリ
ぱっと見かなり似ているな、、特に幼菌のときなどそっくり。
でも「若干苦味が有り食用価値無し」らしい、、、
http://primula.velvet.jp/mushrooms/koganeyamadori.html

■サザナミイグチ
コガネヤマドリ程は似てないか、、、
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/boletus_subcinnamomeus/index.htm

■キニガイグチ
コガネヤマドリ程は似てないか、、、(その2)
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/rubinoboletus_ballouii/index.htm


ウラムラサキ

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ウラムラサキは今回初めてカメラに収めたけど、ほんとに可愛く色がとっても良いきのこですね。
やはり紫のキノコは「萌え」の対象になります。

キツネタケ科のキノコだけあって、傘の形は完全にキツネタケ。
でもラッキーだったのは傘の表面がツルツルしていて、その分色にムラがないこと。
たのページで見ているとカサの色がもっともっと白くなっており(乾燥してるのかな?)表面が結構パサパサしている感じがするんですね。

『似ているキノコ』

キツネタケ
色はまったく違うけど姿形はそっくりである。
http://www.kinoco-zukan.net/kitsunetake.php

ムラサキアブラシメジモドキ
傘はピカピカしていて、柄はもっと白い
http://outdoor.geocities.jp/yamadoriiguchi35/p6kongetsu_3.htm

サクラタケ
どちらか言うとピンクに近いな
http://www.kinoco-zukan.net/sakuratake.php

ムラサキフウセンタケ
傘の表面に独特のつぶつぶがある
https://www.1101.com/kinokonohanashi/065/eat.html

ウスムラサキフウセンタケ
傘の表面はつるつる
http://kumapu.jugem.cc/?eid=1680


アカイボカサ

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この前のソライロタケの近縁種、アカイボカサ。

とっても絵になるキノコで、出るところもこの様に苔の上から出ていることが多い。

頭の上のポッチリが可愛いな~


ソライロタケ

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美しいカバイロツルタケが崖の上に出ていたので、崖をよじ登り一通り撮影したあと、登ったところから降りて行くと

「これ、キノコ?」

という質問が飛んできた。
近づいてみると、それはなんと綺麗で可愛いソライロタケであった。
去年見たソライロタケはだいぶ腐りかけていたが、それでもソライロタケ!初めて見れたことに喜んでいたのだが今年はこんな綺麗な形で見ることができたのであった。

キイボカサタケの近縁種らしいが、あたまに「ポッチリ」がないのでその名前には「イボ」がない。

アカイボカサ、キイボカサ、シロイボカサ、、、そしてソライロタケ。

なんで神様は青色にだけポッチリを付けてくれなかったのでしょうか??(笑)


コウジタケ

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いつもながらよくわからないイグチの仲間、、、
管孔:黄色
青変:あり
広葉樹の林の下に出ていました。
Facebookの「きのこうりゅうグループ」にこの写真を投稿し、聞いてみたところまず最初に言われたのが、

「アワタケではないのか?」

というご意見。
確かにアワタケに似ておりますが、しかしアワタケは青変しないと言う話もあり(中にはするという図鑑もあり)、だんだんアワタケ説が怪しくなってきたところ、小島さんが

「コウジタケにしか見えない」

というご意見をつぶやかれた。
そこから、もうこちらもコウジタケにしか見えなくなってきた(笑)
しかし、もともと柄の部分とか、傘の表面を見る限りコウジタケ(またはヌメリコウジタケ)の感じが強かったのだが、なんせ傘の色が赤ではなくオレンジのくすんだ感じなので、今ひとつコウジタケ(またはその仲間)というのは言いがたかった。

『よく似たキノコ』

ヌメリコウジタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/aueoboletus_thibetanus/index.htm

ミヤマベニイグチ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/boletellus_obscurecoccineus/index.htm

イロガワリ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/boletus_pulverulentus/index.htm