「 2016年09月 」一覧

スギタケモドキ

スギタケモドキ

雨で結局富士山への登頂は叶わなかったけど、この姿を見た瞬間すべての不満や、ストレスが解放される気持ちになったよ。

なんて可愛い姿をしているのか、、日本語にある「可憐」という言葉はこのキノコのためにあるんじゃないか、、、などと思ってしまうぐらい愛おしい姿をしておりましたよ。

これの横広バージョンはカレンダー確定ね♪

『似てるキノコ』

・スギタケ
ヌメリがないことが特徴
http://www.kinoco-zukan.net/sugitake.php

・ヌメリスギタケ
全体に滑(ぬめ)っている
http://www.kinoco-zukan.net/numerisugitake.php

・ヌメリスギタケモドキ
ツカの部分に滑(ぬめ)りがない
http://www.kinoco-zukan.net/numerisugitakemodoki.php


センボンクズタケ

センボンクズタケ、

センボンクズタケ?と思ったのですが、傘の色とか雰囲気が違いますなぁ、、。じゃあイタチタケ?これもいい線のような気がするのですが頭のツルツル感がちょっとねぇ、、でも雨に濡れてるからそのあたりの雰囲気は変るかもしれませんが、、、

でもわかりましぇん~♪

食べ菌の人たちはたぶん見向きもしないキノコかと思うのですが、撮り菌達にとっては、結構ヨダレが出ちゃうと思うのですが・・・どうかな?(笑)

※センボンクズタケでした(笑)

『似てるキノコ』

・イタチタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/psathyrella_candolleana/index.htm

・ムササビタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/psathyrella_piluliformis/index.htm


マスタケ

マスタケ

恐ろしい量のマスタケが出ていた。

富士山のポテンシャルをこういうところに見てしまうな、、

もちろん採りはしませんでしたが、たぶんあの方ならこの木に登って採ってるんやろなぁ、、、と空想しておりました。

あの方って?(笑)

しかしこの写真に雨粒が流れるように写ってるのがわかりますかね?はっきり言って嵐の中で撮っているという証拠写真でありんす。

『似ているキノコ』

・ミヤママスタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/laetiporus_montanus/index.htm

・アイカワタケ
もう少し成菌になったら似てくるかな?
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/laetiporus_versisporus/index.htm


富士キノコ

不明菌

富士山のキノコ達はずるい。

きっと神戸のキノコや、生駒のキノコ達は口を揃えてこう言うに違いない。

この山は火山岩や火山灰に覆われているはずなのだが、何十年、何百年の間にそこに植物の種が根付き、根を伸ばし、そして大きな樹へと成長していった。樹は水をたくわえ、土を湿らし、コケが地面全体を覆うようになっていく。

そんなコケの絨毯を縫うようにして散策路が刻まれている。高鉢の駐車場から「御殿庭」へと続く道。それはまるで楽園に導かれる夢のような道なのであるが、ガラン沢を越えてしばらくすると、それまでは平坦な道だったのがいきなり「登山道」となる。いきおいキノコを探す気持ちが薄れていく。坂道を見ると「登山モード」にスイッチが切り替わるのだ。

しかし雨はおとなしくなるどころか、その勢いを増しているようにも思える。木々の間に身を置くと分からなかったその「勢い」が、少し開けた尾根道に出た瞬間、ものすごい勢いで僕の身に襲いかかってきた。傘は飛ばされ、道を歩くのにも抵抗力がかかり、下へ、下へと押し戻される、、、

そこで気づいた。

あれ、今日は登山はしないハズだったぞ、、、、

そう思い直して、「御殿庭」への到達は断念して踵を返した。
帰り道は行き道と違った景色が広がっていた。
登っているときには気づかなかったキノコ達の姿が、木の陰に隠れていたり、岩の向こうにひっそり出ていたりする。

それらの新しい「発見」もまた楽しいのだ。

山は歩くだけじゃない、見たり、探したりするのもとっても楽しいものだと思い知る。しかもこの楽園の様な風景。乾燥と戦っている我が関西のキノコ達に教えてあげたらきっと嫉妬するに違いない。


ギンリョウソウモドキ

アキノギンリョウソウ

秋に出てくるので、アキノギンリョウソウとも言うらしい。再度公園に向かう山道でけっこう出ていた。

ギンリョウソウモドキはギンリョウソウに比べて数が少ないらしいので、今回見れたのはとってもタイミングが良かってラッキーでした。

しかし行きは完全に遅刻だったので、ゆっくりと撮る暇がなかったので、帰り道、じっくり撮るために歩いて降りようとしたら、クライマー部(酒豪達)に拉致され、そのまま中華街まで行って、一杯引っ掛けて、ラーメン食べて帰ってきました。

ラーメンとっても美味かったっす!

K野さん、ありがとさんです!次は何食べようかなぁ~??


五十肩

この前、キノコフレンドのS木さんのとこに鍼をしてもらいに行った。
アゴがハズレたという投稿をした時に
「一度鍼したるからきなはれ」
とのお誘いを受けていたのと、指や腕の関節があちこち痛かったので(転んだり、捻じ曲げたりして)、キノコ観察の帰りに東三国の鍼灸院に立ち寄ることにした。

鍼をしてもらいながら悪いところをモミモミ、モミモミ(この響きやらしいな w)してもらいつつ、関節の痛みが治らない理由とかそんなもんのお話をペチャクチャ、ペチャクチャ。

そうしてうつ伏せに寝て腕を後ろに回した時にちょっと肩が痛いのを思い出した。

「あ、そうそう、左の腕を、こう背中の方に持ってくると痛いんですよね~」

S木さんにそう説明して、左手を背中の方に持って行った。

「いや普段は何とも無いんですよ、これで腕立て伏せもやってるし、懸垂だって10回はできますし、、」

確かに日常生活ではまったく何も支障が無かった。ただ背中がかゆい時にイテテテとなるだけなのだ。

「ほぅ~それはね、、五十肩やね」

しれっと言うS木さん。

「整形外科に行って病名をつけるとしたら」の話ですよ。
もちろん、これぐらいの痛みで整形外科に行く人はいないだろう。なので「あえて名前をつけるとしたら」ということになるんだろうけどね。

しかし「五十肩」とな!!

いままで五十肩になった、と言う人が何人か周りにいるが、オレはまったく無縁の人だよなぁ~と思っていた。しかも五十肩の人たちに対してかなりバカにしていたではないか!!

やばいなぁ、、、

ここでカミングアウトしとこかな、、

「僕も五十肩でした、、これから五十肩ファミリーとして仲良くしましょう~」

なんてね。

いやいや、でも五十肩といっても「度合い」が違うもんな。懸垂も10回は出来るぞ、しかもL字懸垂だぞ。
それに対しS木さんは

「五十肩は簡単に治せますよ」

と言って治療をしてくれた。

「五十肩の理屈は簡単でね、筋肉と筋肉がくっつた状態になってるんですわ、、なのでそれを剥がしてやれば良くなってきます」(説
明はうろ覚え)

と言ってゆっくりゆっくり剥がす作業を続けてくれた。
おかげさまでまだちょっとは痛いけどかなり後ろにまわせる状態になった。

しかし、運動してても五十肩ってなるのね、、、

そう言えば先輩のK本さんもあれだけスポーツクラブで水泳やテニスやしてるのに、

「じょーじ、おれ実は五十肩やねん」

って言うてたなぁ、、

「いやいや、あんた60歳でんがな、、」

と軽口を叩いていたバツがあたったのか、、、
きっとそうだ。


マツオウジ

マツオウジ

松の枯れ木から出るキノコ。

少なくともここ再度公園では春から秋にかけて、ずっと出ているのでどちらかというと余りみなさんこれを見つけても「あぁマツオウジね」と感動は少ないのよね。
でもキノコらしいキノコなので写真とかにはうってつけなのですが、いかんせん傘が白く、陰影が出にくいのでピント合わせがしにくいし、白飛びしてしまうので、現像では白飛びしないように丁寧にしなくっちゃならないのですよん♪

ちなみにこれは下からレフ板を当てて撮りました。マツオウジは柄の部分が暗くなりやすいので、いつも傘は真っ白、柄は真っ黒の写真になりやすいのです。しかし、、、久しぶりにレフ板を使うと加減がわかりませんのよ、、、ちょっと柄の部分が不自然な光になっておるのでござる。

もっとしっかりとチェックしたらよかったでござる(笑)

『似ているキノコ』

なし


ニガクリタケ

ニガクリタケ

こうやって見るととっても美味しそうなキノコに見えますが、名前が示す通りとっても苦いし、紛れも無い毒キノコです。
しかしこのキノコが「クリタケ」と間違って信州(だったか?)の道の駅で売られていたのはまだ記憶が新しいですね、、、

ほんとに久しぶりに写真を現像しました。

やはりじっくり写真を撮って、じっくり現像するってのは良いもんですね。気持ちがうんと安らぐ気がします。。

『似てるキノコ』

・クリタケ
普通に見ると間違えることは少なそうなのだが、中にはとっても似ているニガクリタケがあるらしい、、

http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/hypholoma_lateritium/index.htm

・チャナメツムタケ
こちらもよく見たら似ておりませぬが、まぁクリタケに似てるということで、、、
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/pholiota_lubrica/index.htm


ムラサキヤマドリ

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東京出張のおり、ちょい時間が空いたので近所の公園に立ち寄ってみた。
関東の方ではイグチやらが爆発していると聞いていたので、どんなキノコに会えるのかワクワクしていたのだが、ちょっと爆発は終わっていたようで、その残り火の様な燃えカスの様な、そんなキノコ達だけに出会うことが出来た。

これは恐らくムラサキヤマドリ。

既に巨大化しており、写真を撮る気がしなったのだが、それでも僕的にはあまり見たこと無い(初めてかな?)キノコだったので出会えただけでかなりうれしーキノコなのですな。


マイケーキ

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懐かしいでござる。
中学の購買にあったでござる。