「 雑文 」一覧

五十肩

この前、キノコフレンドのS木さんのとこに鍼をしてもらいに行った。
アゴがハズレたという投稿をした時に
「一度鍼したるからきなはれ」
とのお誘いを受けていたのと、指や腕の関節があちこち痛かったので(転んだり、捻じ曲げたりして)、キノコ観察の帰りに東三国の鍼灸院に立ち寄ることにした。

鍼をしてもらいながら悪いところをモミモミ、モミモミ(この響きやらしいな w)してもらいつつ、関節の痛みが治らない理由とかそんなもんのお話をペチャクチャ、ペチャクチャ。

そうしてうつ伏せに寝て腕を後ろに回した時にちょっと肩が痛いのを思い出した。

「あ、そうそう、左の腕を、こう背中の方に持ってくると痛いんですよね~」

S木さんにそう説明して、左手を背中の方に持って行った。

「いや普段は何とも無いんですよ、これで腕立て伏せもやってるし、懸垂だって10回はできますし、、」

確かに日常生活ではまったく何も支障が無かった。ただ背中がかゆい時にイテテテとなるだけなのだ。

「ほぅ~それはね、、五十肩やね」

しれっと言うS木さん。

「整形外科に行って病名をつけるとしたら」の話ですよ。
もちろん、これぐらいの痛みで整形外科に行く人はいないだろう。なので「あえて名前をつけるとしたら」ということになるんだろうけどね。

しかし「五十肩」とな!!

いままで五十肩になった、と言う人が何人か周りにいるが、オレはまったく無縁の人だよなぁ~と思っていた。しかも五十肩の人たちに対してかなりバカにしていたではないか!!

やばいなぁ、、、

ここでカミングアウトしとこかな、、

「僕も五十肩でした、、これから五十肩ファミリーとして仲良くしましょう~」

なんてね。

いやいや、でも五十肩といっても「度合い」が違うもんな。懸垂も10回は出来るぞ、しかもL字懸垂だぞ。
それに対しS木さんは

「五十肩は簡単に治せますよ」

と言って治療をしてくれた。

「五十肩の理屈は簡単でね、筋肉と筋肉がくっつた状態になってるんですわ、、なのでそれを剥がしてやれば良くなってきます」(説
明はうろ覚え)

と言ってゆっくりゆっくり剥がす作業を続けてくれた。
おかげさまでまだちょっとは痛いけどかなり後ろにまわせる状態になった。

しかし、運動してても五十肩ってなるのね、、、

そう言えば先輩のK本さんもあれだけスポーツクラブで水泳やテニスやしてるのに、

「じょーじ、おれ実は五十肩やねん」

って言うてたなぁ、、

「いやいや、あんた60歳でんがな、、」

と軽口を叩いていたバツがあたったのか、、、
きっとそうだ。


クライマー魂(後編)

K野さんの経歴はよく存じあげないのだが、過去に彼女自身が「クライミングに恋をして」というタイトル(うろ覚えですが)の投稿をしてたのを見て

そんな人おんねんや、、、

とひとしきり感心したのを覚えている。
そんなK野さんは何を隠そうボルダリングジムのオーナーでもある。

前にそのジムにボルタリングをしに行った時に片手でホールド(色のついた石みたいなやつね)を持ち、片手でブラシを持ちヒョイヒョイと登って行ってはホールドに付いたゴミを掃除していたのに驚かされたものだ。

そんなK野さんが、壁に挑んでいる。

分厚い服を着ている時はわからなかったが、時は夏、Tシャツの後ろから伺える肩の盛り上がりは「筋肉」と呼ぶにふさわしく、袖からニョキッと覗いているそれは「上腕二頭筋」の筋肉見本のようでもある。

わっ、ホンマに登るんや、、、

そんな雰囲気に圧倒され、周りの4人は固唾を呑んで見守った。
静寂がK野さんを中心にして同心円上に広がる。

すると、K野さんが何か呟きだした。

「こう行って、こう行って、こう、、」
「こう行って、こう行って、こう、、」

でた~~

僕は心の中でそう叫んだ。

ボルダリングの時に教えてもらったことだ。

「どうやって登るかをまずは考えんとね、それにはまずどこを持って、どこに足を持っていくか、それを順番に追っていくのよね、登るよりまずは考えることが肝心なのよ」

とK野さんは無骨な登りしかできない僕に諭すように教えてくれた。

そのイメージトレーニングなのだ。
僕はその言葉を思い出し、あらためて「本気だわさ」と思った。

「こう行って、こう行って、こう、、」

K野さんがまだイメージを作っている。

もう、ベニタケのことなどどうでも良いのだ。

上腕二頭筋の「張り」が僕らの目にも飛び込んでくる
K野さんがその壁にゆっくり近づく。
そして壁のコンディションを確かめた後、、

「やめとくわ!」

へ?

「登れるけどなぁ、降りられへん」

さすがだ、、、、

登るのもクライミングなら降りるのもまたクライミング。
この決断力こそが「クライミングに恋をして」いる何よりの証拠なのだ。

P.S.
そうそう、K野さんのボルタリングジムが一周年を迎えたそうな・・・
ではこの文章をお祝いの言葉として献上しましょう。
え?いらん?(笑)


いりささん

最初の会社の後輩にE藤るみ子という舌の長い娘がいた。

僕の名前「いりさ」は舌の長い人間には特に呼びにくいらしく、しかも「さ」の二つ重ね、となるともっとハードルが高くなるらしく彼女が僕の名前を呼ぶ時は、

「いでぃざざん」

と英語の「th」の発音の様に舌を上の歯と下の歯に挟みながら僕の名前を呼んでいたものだ。
それを聞くたびに

「どうにかならんのか、その発音?」

とからかってやるのだが、真面目なるみ子ちゃんは

「ず、ずびまぜん、、じ、じた(舌)がなんがいんです、、」

と秋田なまりの「th」発音で謝るのでありました。

しかしだ、舌が長くなくても「いりささん」は言いにくいようだ。日本人の「らりるれろ」は舌が前歯の後ろにくっつけて発音するので「り」と「さ」舌移動にはかなりのもたつき感が出る。

そして「さ」と「さ」の重ねは「り」から「さ」に移動するときのプレッシャーとなりついつい詰まり口調になるのを何回も聞いたことがある。

いやぁ、、ほんと難しい名前なのですな。

でもね、この難しい発音を軽くクリヤする方法がある。
それは「り」を発音しないこと。

「いーささん」

どうこれ?絶対詰まらないよね。。
だいたい弾丸トーク自慢の同級生たちは「いーさくん」と発音してはるね。そうじゃないと弾丸を飛ばせないもんなぁ~

そう言えばこの間、鍼をしてもらったS木さんも妙に「いりささん」が言いにくそうであった。あまりにも言いにくそうなので思わず吹き出しそうになったのだが、吹き出して変なとこに鍼がささったらエライ目に遭うのでグッと我慢したよ。。。

S木さん、次からは「いーささん」って呼んでね(笑)


久しぶりの書道

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仕事を一時抜けだして書道部に参加!!

たまに筆を持つのもえぇもんですなぁ~

緊張と緩和が心をリフレッシュしてくれるという摩訶不思議な感覚は書道の醍醐味、と言っていいかもしれません。
でも、太筆を持ったのはたぶん高校以来かなぁ~いくら墨を付けてもかすれるので、師匠に聞いてみると

「筆をギュッと押しながら書くと直ぐ墨が無くなるの」
「もう少し、力を入れないで書くんやけどそれにはね、訓練が必要なのよ」

との事。
だよね、、力入ってるもん (笑)

ちなみにこの字、何だか分かるかな??


盛岡冷麺

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仙台に行った時に食べた盛岡冷麺。

お客さんの会社の専務に連れていってもらったホルモン焼肉店で。

初めて食べたんだけど麺がちょい太めでめっちゃシコシコ。スープは薄味だけどちょっと甘いのがポイント(スイカのせいかもしれん w)。これって流行ってるのかな??うちのビルの1Fに出来た肉専門のお店でも「盛岡冷麺」とわざわざ出ていたんだよな~

で、人をからかうのが好きな専務は

「冷麺3つちょーだい」
「はい、3つですね!」
「うん、温かいのでね!」

って言うと冗談の分からない店員は目が宙をさまよっておりましたな(笑)


あんぱん

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一昨日の話、始発の関空快速(5:30分発頃)に乗り、仙台に着いたのが8時ちょい過ぎ。
お腹がすいたので空港内のデイリーヤマザキに朝食を物色しに行った。

すると久しぶりに「白あんぱん」を見つけたので、「おぉ~」と思いさっそく購入(この白あんパンが大好きなのですな w)、駅のホームでパクパクと食べていたら、ふとデジャブー感が襲ってきた。

あれ、なにこの感覚?これって・・・・

と思ってそう言えば、と思い出した。
大阪で乗った関空快速の中で「高級つぶあんパン」を食べていたのだった。

ところ変われば頭もリセットされるのか、、それともボケとるのが、、、それともあんこが僕を呼んだのか、、、

そう言えば昨日も仙台空港であんこ食っとったな、、やはり呼ばれたんかもしれん、、、(笑)


アゴ戻り記念日

何ヶ月前だろうか、嫁さんとスパゲティを食べている時にカクッと言う音がした様な気がした。

その瞬間アゴに激痛が走りアゴが外れ、「アゴがはゆれらみりゃい」と嫁に言うとバカ笑された、と言う記事を投稿したことがある。

あれ以来、、、

そうあれ以来アゴは外れたままであった。その後、歯医者の緒形の所へ診察に行き、歯科衛生士のお姉さんにもバカ笑いされながらもレントゲンを撮ってもらい診断された結果は、、、

「アゴは外れては無いけど、外れかけとるなぁ〜〜」
「で、治してくれんのか?」
「うーん、外れたら入れたるけど、この状態から入れるのは俺は無理!」

と言われ死刑宣告の様な感じでアゴが外れるのを待たねばならないのか、、、と凹む。

「でもなぁ、中には勝手に戻る人もいるしなぁ、自由に外したり、戻したりする人もおるからな!」

あまり気休めにはならんが、自由に外したり入れたりはなりたく無いな、、、と思った。

どうも僕のアゴは外れやすいアゴらしく、そのレントゲン写真を見て「外れやすさ」の原理を実感する。
めちゃくちゃ痛くは無いのだが、外れかけ感の気持ち悪さと大きく口を動かした時に、噛み合わせの悪い感じの痛みがあった。

しかしだ、、ここ何日かアゴの違和感が無くなっている。

タコを食べてもイカを食べても痛く無いぞ、、、、

これはもしかして「戻った」という事なのか?
カクッとも何も言うて無いけど大丈夫なのか?

でもいつだったのか、俺のアゴ戻り記念日は???


「地図さんぽ」(香里園周辺)

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このシリーズ最後の地域、香里園周辺。

まず最初に香里園の由来を、、、

この地図の左端の真ん中辺りに「郡村(こおりむら)」という地名があります。
この「郡」という言葉は京阪電車のサイトでこう説明されています。

「豊潤な穀倉地帯として朝廷により管理・運営され、政治の中心となる役所『郡』が置かれた地。」

この郡村がたぶんそうであったように全国にこの様な「役所」があったのでしょう。そしてこの郡村はその役所の名残が名前として残って場所なのだと思われます。

そしてこの「郡村」に京阪電鉄が「郡遊園地」を作り、その後、西宮にある「香櫨園」という地名になぞらえてその遊園地を「香里遊園地」に変更し、この辺りをという地名に変えたそうなのです。
つまりは「香里園」という地名は京阪電鉄によって作られた、ということなのですね。

その郡村集落の名残は「郡元町」として今でも残っています。

さてその郡村の下に三井村という名前が見れますが、これは今でも名前が町名で残っていますし、この地図の三井村集落は「美井元町」という名前で残っています。

「元町」って言うのは昔の集落があった所、と言う意味合いが強そうですね。

また今の大阪市立高校や成田不動尊はこの時点(明治20年台)では存在しません。場所はどの辺りか現在の地図と照らしあわせた所、どう見ても元々池があった所に作られた、としか思えません。
つまり、容易に確保できる平坦な大きな土地は「池」を潰すことが一番手っ取り早い方法だったのかもしれませんね。

枚方二中と香里小学校のある位置は今の香里ケ丘けやき通りから香里園へ向かう道の脇に作られています。
この地図で見るとそこが谷筋になっており郡村まで続いているように見えます。
ということはこの谷筋に今の148号線(木屋交野線)が作られたのでしょうね。

ちなみに・・・

寝屋川では香里の事を「こうり」と発音し、枚方では「こおり」と発音します。
つまり香里園は「こうりえん」であり香里ヶ丘は「こおりがおか」なのです。


「地図さんぽ」(光善寺駅周辺)

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光善寺周辺には働き出して直ぐに、4年間ほど住んでいました。

僕が住んでいたのは恐らく「謎の池②」のあたり(笑)

僕が住んでいた頃も池はあったのですが、こんなに大きくなかったですので、もしかしてかなり埋め立てられたのかもしれませんね。

地名は「翠香園」といってこの地図上では影も形もありません。

この頃の地名では出口村、中振村、走谷村と現在の「町」になっていて、位置もそのままかと思われます。
ただ「蹉跎」というのは神社にその名前があるだけで、地名としてはこの地図上はありません。たぶん現在でも「蹉跎」という地名は無いんじゃないかな??

小学校や中学校にその名はあるのに地名にはない、というのは何だが不思議な気がしますね。

あと何故「光善寺駅」は「光善寺」なのか?

地名であれば中振村の中心ぐらいに駅があるので「中振」となってもおかしくなかったはず。
実は僕も光善寺駅周辺に4年間住んでいながら光善寺へは行ったことがありませんでした。
駅からは当然見えませんし、さほど近くにも無いし、そこに行くにはかなり複雑な経路を通って行かねばならないからです。
光善寺は浄土真宗の蓮如上人が開創したと言われており、そう言えば光善寺駅近くに蓮如上人のお墓の石碑がありましたなぁ、、そのあたりと何か関係があるのでしょうか?


汗の量

昨日一緒に山を歩いたT嶋くんとH野さんは顔からも上半身からも下半身からも汗をドバッとかくタイプで、ちょっと急な山を登ると風呂あがりのような状態になり「おいおい大丈夫か?」っていう感じなのですが、僕はどちらかと言うと顔はほとんど汗が出ずに上半身にしっとりかくぐらいなのですな。

どちらが良いのか、悪いのか、判断しかねるのですが(まぁ体質の問題だと思っておりますが、、)、真冬に電車に乗ってきたおデブちゃんが顔からしたたり落ちるような汗をかいているのを見たら、おデブちゃんじゃなくって良かった、、とホッとする。

しかし一体どれ位が人間の「適量」なのだろうか??

ちなみに数値的に言うと、T嶋くんは5kmランニングすると1キロ以上体重が落ちるらしいが、僕は4km走っても300gしか落ちなかった。1kmの差はあるが、誤差の範囲だとしたら、T嶋くんは僕の3倍以上の汗をかいてることになるんだよなぁ・・。

さてどうなんだろうか?汗の専門家おるかな?(笑)

『追記』

FB友達の鈴木さんが「体のプロとして・・・」としてこんなアドバイスをくれた。

汗を出す一番の目的は体温調整です。
自律神経が乱れている人ほど、体温調整が上手く行えずに、同じ行動でも多くの汗をかきます。
特に喫煙者のほとんどは、かなり自律神経が乱れていますので、すぐに汗をかく人が多いです。
あと、ポッチャリさんは痩せた人に比べると多くの汗をかきます。
これは、普通にしている状態でも脂肪の保温効果で、痩せた人が常にダウンジャケットや着ぐるみを着ているのと同じ様な感じですね(^o^;)

また、鍼灸師でもある鈴木さんは自身のブログでこんなん書いてました、と紹介してくれたのが実に的確!!

「体温と病気の関係」
http://ameblo.jp/nature-energy/entry-12179910591.html

この中で重要なところを抜き出しますと

暑い時に体から熱を放出して体温を下げたり、寒い時には体で熱を算出して体温を上げるのが『自律』なのに対して、エアコンなどにより、暑い時は周りの温度を下げて暑くない環境を作ったり、寒い時は周りの温度を上げて寒くない環境を作るのが『他律』です。

現代では、日中は職場で冷暖房完備、家に居る時も冷暖房完備・・・と、他律にまかせっきりの方が多く、自律神経が正常に機能していない方が余りにも多くいらっしゃいます。

簡単な実験ですぐに判るのですが、うちに来られる約8割の患者さんに、交感神経の過緊張がみられます。

特に、周りの誰もが汗もかいていないのに、一人だけ異常に暑がられる方や、みんなが心地よい涼しさを感じている時でも、一人だけ異常に寒がられる方は要注意ですよ!

らしいです!!