「 2015年09月 」一覧

ブドウニガイグチ

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食べキノコ人の人たちからはたぶん見つけてもスルーされるか、ポーンと蹴られてしまうだろうこのキノコ。確かにカジると苦いのですが、よく見ると綺麗な姿、綺麗な色彩を放っておるのですよ、、、。やっぱ紫のキノコには特別な愛を感じてしまいます(笑)

『似てるキノコ』

ウラグロニガイグチ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/leccinum_eximius/index.htm

ムラサキヤマドリタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/boletus_violaceofuscus/index.htm

クロニガイグチ
http://dokitto.com/database/D-kuronigaiguti.htm


オオシロカラカサタケ

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沖縄などの亜熱帯から熱帯地方に存在していたキノコなのだが、このところの地球温暖化で北上してきて、今や大阪などでは珍しくもなんともなくなったキノコ(毒)。傘の大きさはこれで20cmもありますので、否が応でも目についてしまいますが、決して食べないようにね(おらんと思うけど w)。

漢字で書くと「大白唐傘茸」らしく沖縄だから「大城」と思っていたおいらがバカでした(笑)。しかしクマゼミといい、サンゴといい生物たちの北上化は徐々に進んでいると見たほうが良いのでしょうか・・・?

ちなみに今年の夏は「冷夏」だったそうです。

暑かったのは確かですが、短かった感は否めませぬ。

涼しくなったのは嬉しいのですが、このまま夏は終わるのでしょうか、、明後日は恒例の富士登山なのに・・・しかも台風(笑)

♪行く夏に 名残る暑さは
夕焼けを吸って燃え立つ葉鶏頭
秋風の心細さは秋桜♪

『似たキノコ』

カラカサタケ
http://www.kinoco-zukan.net/karakasatake.php

マントカラカサタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/macrolepiota_detersa/index.htm

コカラカサタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/chlorophyllum_neomastoideum/index.htm


昭和な喫茶店

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JR鶴が丘駅近くの喫茶店「ジャバ」が閉店した。

店の中はちょっと薄暗く、朝はモーニングセット目当ての馴染みの客が新聞など手にしながらじっくりとたばこをくゆらす。夜になると各席にあるステンドグラスのライトがほのかに灯り、まさしくそこには「昭和な喫茶店」そのものの姿があった。

店はとても繁盛していた、、らしい。

またその向かいには同じ経営でコーヒーの粉をその場で挽いてくれて小売をしてくれるお店があり、その店にもかなりの常連客がいて、お店が閉店になったのを知ると絶句した人、店の前で立ち往生しているひとの姿を何人か見たことがある。

また意外にもその店で夏場だけ出しているソフトクリームが絶品である、、、らしい。

「らしい」x2のワケはわたしゃ「行こう、行こう」と思っててついに行かずじまいだったらであり、それらの噂は嫁さん経由で聞いたからであった。
しかし思えばだんだんこの様な「昭和な喫茶店」が減っきて、スタバとかドトール、はたまた最近はコンビニなどもその地位を侵されつつある現状に昭和人間としては少しばかり寂しさを感じるわけです。

ちなみにこのジャバが店を閉めた理由というのがここで働いていたマスターが店のお金を持ちだして、店で働いていた女性と駆け落ちをしたから、、という話だ。

いやはや、なんとも昭和な結末ではないだろうか・・・


丘の上の愛

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阪急芦屋川駅かロックガーデンへの登山道へ向かう道々、芦屋川の対岸の丘にまるでヨーロッパの建築を思わせるようなマンション群がある。調べてみると「芦屋リバービューアーバンライフ」というマンションらしい。

神戸、芦屋、西宮という地域は海側に有る家々(これを下町と呼んでいいのか?)と丘の上側(これを山の手と呼んでいいのか?)に君臨する家々とが実に対象的である。
この様なコントラストは大阪には無い。それはたぶん地形的なこともあるかもしれないが、むしろそれは歴史的な背景のほうが大きいような気がする。

しかしロックガーデンへつづく道を歩いていると、その坂を降りてくる車はベンツやBMばかりである。

赤いベンツが坂から降りてきた。また朝の10時ぐらいなのにライトを点滅させている。まるで山に向かっていくハイカーに「どけ」と言わんばかりに。そして僕達の直ぐ横をワザとすれすれに通り過ぎていくのだ。なんて嫌味でこころの狭いやつなのだろう、、、

そんな風に思っていたらふと浜田省吾の「丘の上の愛」を思い出した。

♪君がただひとり
心を奪われたあいつはまだ若く夢の他には
何も持たない貧しい学生
だけど九月の雨の夜
君は丘の上に住む誰かの
氷のような腕に抱かれて
未来を手に入れた
愛とひきかえに

愛が買えるなら
その涙の理由を教えて
愛が買えるなら
ため息の理由を聞かせて
いつわらずに

夜毎 冷たいベットで夢見る
丘を駆け降りてく夢
愛しい人のもとへ
戻ってゆくがいい
愛だけを まっすぐに見て♪


仰向け寝

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人間以外の動物は仰向けでは寝ない、と言う話を聞いたことがある。
そう言えばライオンやトラが仰向けで寝ている姿はテレビなどでも見たことは無いし、象やキリンなどは仰向けで寝ることすら不可能であろう。もちろん人間の身近にいる犬や猫もしかり。

しかしである、たまにこの様な「寝姿」を見ることがある。
これは「寝ている」ことには違いないが、果たして本当に寝ている(つまりSleepしている)のかと問われれば難しいところではある。

と言うのもこれはあくまでもお腹を上にして寝転んでいる、だけであって、Sleep状態にはおちいってないのでは無いか、、などと思ったりもする。その証拠に寝息は漏れてこないからである。
また、このお腹を上にすると言う行為はおそらく身体の熱をお腹から放射しているのではないか、と思うからなのです。

まぁでもわざわざソファーまで上がってきて寝転ぶ、というのははっきり言って不合理。だってソファーのカバーと言うのは結構暖かく、毛のたくさん生えているミニチュアダックスはそれだけで暑いんじゃないかと思うのですなぁ、、、もう少し涼しい場所、、、板の間とかそんなところがあるのになにゆえソファーなのか・・・それが不思議なんだな。


焼きカレー

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門司港のご当地グルメは「焼きカレー」らしい、、、。

いわゆるB級グルメというやつですが、今まで食べたのは超有名な「富士宮やきそば」とか沼津の「つけナポリタン」、そしてつい最近が玉野市の「温玉めし」。それぞれ町の威信がかかっているのと、多くの料理人が頭を捻って作っているのでどれもこれもそこそこのレベルなのである。

もちろん、この焼きカレーも海鮮がタップリ入っていてかなりA級に近づいていってるものの、やはりそこはB級という看板を捨て去るようなマネはしないぞ、という思惑が見え隠れする、、、そんな「旬の居酒屋 海門」の「海鮮焼きカレー」でした。

他の店でもいろいろ凝った焼きカレーを出しているようなので、門司に行った時は是非是非焼きカレーをご堪能くださいまし。

『旬の居酒屋 海門』
http://www.mojiko.info/5gurume/kaimon.html


山口県と福岡県

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さてこれは何でしょう???

答えは山口県と福岡県の境目なんですねぇ、、、

でも、「え?」と思う人、たくさん居ますよねぇ、だって山口県と福岡県の間には関門海峡という海の仕切りがありますからねぇ、、、

じゃあこれは何かと言いますと下関(山口県)と門司(福岡県)の海底に掘られたトンネル(関門トンネル)には人が歩ける道があり、その道の丁度真ん中あたりにこの山口県と福岡県の境があるのですね。

この「境」にたどり着くまでにはエレベーターに乗って海の底の底まで行き、そこからはば5mぐらいの道が対岸の下関まで続いていると言うわけです。


オニフスベ

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オニフスベ、漢字では「鬼燻」または「鬼瘤」と書くらしい。
ホコリタケ科オニフスベ属。

これで生まれて2回めの遭遇。1回めは再度山に登っていく道の途中。そして今度はなんと長居植物園の中で見つけたのでした。しかもこの他に2個ありましたが、そいつらはこれよりも少し小さめでした。

穴が空いているように見えるのは、ナメクジに食べられたのか、それとも皮が破けて胞子が外に飛び出していったか、それとも雨に侵食されたのか、、、どちらにせよバレーボール大の大きさはそのまま保っておりましたが、蹴ってみたらスカスカの感じがしました。

さてこのオニフスベ、FBにアップすると「食べたのか?」という質問が飛んでくる。
まさか食べる気にもならないですが、、、実際に食べた人のレポートを載せておきます。

さて本題のオニフスベです。 歯ごたえは仲間のタヌキノチャブクロよりも頼りなく、気の抜けたはんぺんと言うか、焼きたてのりくろーおじさんのチーズケーキみたいな情けない歯ごたえです。決してしゃりしゃりとはいきません。 香りは弱い穏和なきのこの香りで変な癖はありません。 味は弱いながら旨みがあり変な癖はありません。 と言うことで食べられるのですが、美味しいかと言えばそうじゃないよなあ・・・もう一度食べるかというとそうじゃないよなあ~・・・
 子供たちも一口は食べましたが、もういらないと言って見向きもしません。子供は正直です。そう言うきのこのようです。
<参考サイト>
オニフスベは採っちゃダメ

『似てるキノコ』

なし!(笑)


ナカグロモリノカサ

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たまたまスピードライトを持って行ってたので、ちょいと三脚立てて光を当てて撮影していたら、恐ろしい数の蚊に刺され、早々にその場を退却・・・(笑)やはり虫除けスプレーなど森の中の飢えた蚊たちには関係ないのね、、と悟りました (*_*)
さてキノコなんていうキノコでしょう?近いのがナカグロモリノカサかなぁ、、と思っておりますが、、

ハラタケ科ハラタケ属

『似たキノコ』

ウスキモリノサカ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/agaricus_abruptibulbus/index.htm

キツネノカラカサ
http://trace.kinokoyama.net/fungi/fungi-zukan/kituneno-karakasa-fungi.htm

ザラエノハラタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/agaricus_subrutilescens/index.htm

ツブカラカサタケ
http://mushroomsindex.com/result0036.htm


歪曲収差

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集合写真を撮ると端っこの人の顔が歪んで見える、って経験ありますよね?あれは歪曲収差(ディストーション)と言って、特に望遠レンズなどを使った時などに顕著に起こる現象なのです。この写真もその典型で建物の両端がしたの方に向かうに従って開き、台形の形になっておりますね。人間の「目」ではこんな風には見えておらず、ちゃんと垂直に地面に向かっているはずです。
でもこの歪曲収差が写真にダイナミック感を与えてくれるのも事実なのですね。
建物:門司港 旧門司税関
NIKON D5300 AFS-NIKKOR 10-24mm