丘の上の愛

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阪急芦屋川駅かロックガーデンへの登山道へ向かう道々、芦屋川の対岸の丘にまるでヨーロッパの建築を思わせるようなマンション群がある。調べてみると「芦屋リバービューアーバンライフ」というマンションらしい。

神戸、芦屋、西宮という地域は海側に有る家々(これを下町と呼んでいいのか?)と丘の上側(これを山の手と呼んでいいのか?)に君臨する家々とが実に対象的である。
この様なコントラストは大阪には無い。それはたぶん地形的なこともあるかもしれないが、むしろそれは歴史的な背景のほうが大きいような気がする。

しかしロックガーデンへつづく道を歩いていると、その坂を降りてくる車はベンツやBMばかりである。

赤いベンツが坂から降りてきた。また朝の10時ぐらいなのにライトを点滅させている。まるで山に向かっていくハイカーに「どけ」と言わんばかりに。そして僕達の直ぐ横をワザとすれすれに通り過ぎていくのだ。なんて嫌味でこころの狭いやつなのだろう、、、

そんな風に思っていたらふと浜田省吾の「丘の上の愛」を思い出した。

♪君がただひとり
心を奪われたあいつはまだ若く夢の他には
何も持たない貧しい学生
だけど九月の雨の夜
君は丘の上に住む誰かの
氷のような腕に抱かれて
未来を手に入れた
愛とひきかえに

愛が買えるなら
その涙の理由を教えて
愛が買えるなら
ため息の理由を聞かせて
いつわらずに

夜毎 冷たいベットで夢見る
丘を駆け降りてく夢
愛しい人のもとへ
戻ってゆくがいい
愛だけを まっすぐに見て♪

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