枚方・交野 七夕伝説を巡る旅

まずは七夕伝説とはどんなお話だったのか、を引用します。

七夕の発祥は中国と言われており、天の川の西に住む織物が得意な織女と、東に住む牛飼いの牽牛という夫婦の話が元となっています。
織女の結婚相手を探していた天帝(星空を支配する神)が、働き者の牽牛のことを知り「娘の織女と結婚してくれないか?」と頼みました。牽牛は恐縮しながらもその話を引き受け、2人は夫婦となりました。
しかし、2人は結婚すると真面目に働くどころか天の川のほとりでおしゃべりばかりをしています。天帝が「仕事をしないのか?」と尋ねると、「明日からやります」と答えるばかりで一向に働く気配がありません。
これに業を煮やした天帝は、牽牛を元いた天の川の西に戻し、2人を離ればなれにしてしまいました。
牽牛と会えなくなった織女は毎日を泣いて暮らしました。そして牽牛も寂しさにあまり家に閉じこもってしまい牛の世話ができなくなってしまいました。
それを見た天帝は「2人が以前のようにきちんと働いてくれるなら、年に一度だけ会うのを許そう」と言い、それを聞いた2人は前よりも増して一生懸命働くようになりました。
こうして、一年にたった一度だけ会える日の7月7日は、織女と牽牛にとって待ち焦がれた日となったのです。

『七夕伝説が面白い!日本と世界の七夕物語の違い!』

そんな「七夕伝説」が何故枚方と交野にあるの??となりますが、ここでは単に七夕伝説のスポットを巡る旅、ということにいたします。

まずは観音山にある牽牛(彦星)の像です。
僕達が小さい頃、ここに遊びに来た時にはこんな像はありませんでした。
そう、その像はその説明書きに書いてあるように、2007年の七夕サミット開催記念で作られたものです。

しかし、この観音山に作られた、っていうことはこの辺りが「牽牛が元住んでいた場所(天の川の西)」ということになっているのでしょう、きっと。

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