「 雑文集 」一覧

ガケのガキ

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その公園の名前は「坊主池公園」。
枚方市駅から歩いて15分とかからない所に位置する公園である。
大阪高低差学会の春のフィールドワーク「御殿山と枚方の凸凹地形散歩」でここを訪れた時に懐かしい気持ちになったのは僕だけではあるまい。

そう言えば大阪高低差学会の地図には「スリバチ池」とだけ記されていたこの場所はスリバチ池(本当は坊主池)をスリバチの中心であり、底に据えた公園となっているのだ。
そしてこの写真の崖はスリバチの側面に位置していて、ガキたちはこの斜面を居間まさに駆け下りようとしているところなのです。

そんな姿を見ていると改めて「ガケって必要だよなぁ、、」とつくづく思う。子供の頃はガケを駆け上ったり、滑り降りたり、はたまたそこに穴をほったり、何かを埋めたり、秘密基地を作ったりとガケが一つ有っただけでいろんな遊びの空間がそこにはあった。

そう考えると僕が住んでいた香里ヶ丘というのは「丘」という名称が付くだけ有って沢山のガケがそこら中にあり、そのガケたちが「地形」というものに含みや余白を持たせるものとなり、平地は無い味わいをそこに醸しだしているのだと思うのである。

そんな過去のたおやかな記憶をこのガケのガキ達は蘇らせてくれたのであった。


正しい痩せ方を科学する 「腹八分目」

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動物の基準は「飢餓状態」である

以前テレビを見ていて「へぇ~」と思ったことがある。

それは「人間(というか動物全般)の身体は飢餓を基準に作られているのだ」というお話。

「飢餓が基準」というのは

「食べ物の摂取が少なくなったら『飢餓状態』であると身体は認識して、出来るだけ代謝を少なくし、身体から消費されるエネルギーを減らす」

ということ、そしてまた

「身体は自分の体重を覚えていて、体重が減ろうとすると極力その体重に戻そうとする」

ということらしい。

これは例えば、体重を減らそうとしてお昼はオニギリ一個だけにする(どこかで聞いた話やな w)なんてことをした場合に、身体のメカニズムとしてはオニギリ一個=>いつもよりかなり少ない=>飢餓状態だ、となって代謝を減らし、エネルギーを極力セーブする方向にもっていくのである。

つまりは、

「これだけカロリーをセーブしているのにもかかわらず思ったほど体重がおちないぞ」

というのはそういうわけなのだ。

蓄積する物質、その名前は「脂肪」

これだけ食事量を減らしたんだから、たまには贅沢して沢山食べよう、とか、今日は飲み会なので沢山食べてもしかたないか、とか、そんな人、、、いるよねぇ、、

それまではかなり食事量を抑えていて、いわゆる身体からしたら「飢餓状態」だった場合、上で書いたような「心の緩み」は天敵なのですな。つまり身体からすれば「よし!飢餓状態から抜け出せたぞ!」という事になり、今食べているものを「ここぞとばかりに蓄積」しようとするのです。

蓄積する物質、、、その名前は「脂肪」。

しかしこれは動物が生き抜いていくために設計された素晴らしいメカニズムである。例えばライオンは獲物を捕まえるまで飢餓状態に置かれていて、もしこのメカニズムが働かなければすぐに飢えて死んでしまうことでしょう。

しかし、こと現代に生きる人間にとってはこの飢餓ベースのメカニズムはまさに肥満への道を駆け上がっていくエスカレーターのようにしか見えません。

さて、では食べなくてもそんなに痩せない上、ちょっと余計に食べてしまったらすっかり元の木阿弥になってしまうとなったら、いったいどうやって余分なお肉を減らすことが出来るのでしょうか??

ほんの少しだけ食べる量を減らす

人間の身体のメカニズムは飢餓が起きることを想定している。だからいくら食べ物を減らしても、あるところまで行くと体重の減り具合が停滞したり、普段より多く食べてしまうとリバウンドしてダイエットが元の木阿弥になる。そしてそれは全て飢餓状態の中で生き残る身体(生命体)の知恵なのだ、ということがわかってもらえたと思います。

だから、いくらダイエットしてもダメなのよ。

などという野暮なことは言いません。

さて本題はここからです(今までのはネタ振りです w)。

そんな身体のメカニズムを逆に利用して減らした体重を戻さない(戻らない)方法があるのです。

それは、

「ほんの少しだけ食べる量を減らす」

ことなのです。
このタイトルである「腹八分目」が既に答えなのですね。

「腹八分目」だと何故痩せれるのか?

それは、ほんの少し減らしても身体は「飢餓状態」と判定出来ずに、いつもの普段と変わらない状態と認識するのです。要は身体を「騙す」わけなのですね。

「あれ、ちょっと今日は少なめじゃない、、、」
「いやいや、そんなこと無いよ、これで I’m full だよ」
「あぁ、そうなのか、君が言うんだったら、そうだよね、、」

こんな感じで身体自身が「飢餓スイッチ」を押さない程度のほんの少なめ、っていう量を狙うのである。

すると、やはり普段より量(またはカロリー)が少ないわけなので、体重はほんの少しずつ減っていきます。

これも「ほんの少し」ずつじゃないとダメなんですけどね。

一ヶ月に一キロなんて多い方です。
せめて一ヶ月に300グラムぐらいにしましょう、、、
だって身体は「元の体重」を覚えてますからどうしても元の戻そうという力学が働きます、、それも騙さないといけません。

「あれ、ちょっと軽くなってない?」
「何言ってるの、いつもの体重だよ、、、」
「あぁ、そうか、君が言うんだったら、間違いないね、、、」

こんな感じでだ(笑)

こうして身体自身をだますことによって「元の体重」という基準を少しずつ下げていき、かつ無理な食事制限もすることなく、リバウンドしないダイエットができるのである。

どうだろう、、できるかな?

ダメだよ、別腹とか言うて、お腹いっぱいやのにケーキとか食べちゃ・・・ (-_-;)


貧血対策を考える

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先週献血に行った。

献血に行くと自ずと自分の体と対話した気持ちになる。
大げさに言えば、この献血に行って良い結果を得るがために、身体の自己管理を行っているようなものなのである(やっぱ大げさやなぁ、、、)

さて、で今回は満を持して献血に望んだ。
身体の状態は万全なのはもちろんのこと、この日までに体重は目標値に達し、体脂肪なども前回より2%
ほど減っているはず。そして何よりその日は朝からランニングをし、血の巡りは随分と良いはずであった。

しかし、、、400ml献血の基準となる「ヘモグロビン濃度 Hb」は「13.0g/dL」 を下回り過去最低の「12.5 g/dL」であったのだ。

俺が貧血?

若いころから健康診断に行くと「貧血気味」という診断をくだされていた。

「この俺が貧血?」

いつも「ふん!」と笑ってほとんど気にもしていなかったし、事実時々行う献血では400mlすることになんの障害もなかったのであった。
しかし、東北大震災から結構定期的に献血をするようになってから、時々ではあったが400mlが出来ない、という事態が起こるようになってきた。
これについては「たまたま」である、または「体調が悪かった」と思ってはみたものの、若い頃に言われた「貧血気味」という言葉が今になって脳裏をかすめ始めたのである。

これは「貧血気味」なのか「貧血」なのか、、、それは分からないが僕自身がその状態になっていることは確かであった。

貧血の症状とは

さてしかし「お前は貧血だ」と言われても実感が起きないのはその症状が起きてないから、に他ならない。
では「貧血の症状」とはどんなものがあるのだろうか?

一般的に、貧血を起こすと次のような症状が表れます。

・耳鳴り
・目まい・立ちくらみ
・動悸・息切れ
・疲れやすい
・寒さを人一倍感じる
・食欲がない
・顔色が悪い

http://www.ishamachi.com/?p=4188

う~ん、こうやって見ると、全くと言っていいほど該当しない。
見事に全くだ。

と言うことは「貧血気味」であるが「貧血」ではないのだろう、、、

もしくは

貧血であっても「それが普通である体質」なのかもしれないぞ!!

貧血に効く薬

知り合いに薬剤師がいるのだが、彼いわく

「貧血だったら鉄剤を飲めばいっぱつや!」

とのたまった奴がいるが、これには何人かの人が非難轟々であった。
それはおかしいやろ!!って。

ちなみに市販で買える薬としては以下の様なものがある。

「マスチゲン」

「ファイチ」

「エミネトン」

もちろんこれは市販のものなので実際は処方薬の方が格段に鉄分の含有量が多らしいです。

貧血に効くサプリ

どうしても「薬は嫌だ!」という人がいるでしょう(僕もそうです)。
ではサプリがあるじゃない!!と思うのは世の常。
だってサプリだったら「自然由来のものだから安心」なんて想像してしまうのも世の常。

では貧血に効くサプリというのはどんなものがあるのだろうか??

「ディアナチュラ ヘム鉄」

「DHC 60日ヘム鉄 120粒(41.6g)」

「ローラ 鉄+葉酸 150粒」

なんかだんだん怪しくなってきましたね(笑)

貧血に効く食べ物

いや、そうじゃないんだ。薬やサプリメントなんか所詮は「暫定的」なものであり、一生続けていくにはその選択はあり得ない!!というあなた。
もちろん僕もその意見は大賛成です。
なので貧血に効く食べ物を列挙しておきますよ。

そして、恒常的に鉄分が要件を満たせるようなそういう食事を心がけるようになりたいものです。

ならば

「いつも食べるもの」で
「無理せず購入でき」て、そして
「美味しいもの」

がいいですよね。

あるのかなぁ、、、

まずは、、、

・肉類
  豚、鳥、牛のレバー
  牛もも肉

・魚介類
  カツオ
  ニジマス
  アサリ
  ハマグリ
  マグロ
  カキ
  イワシ

・大豆類
  納豆
  ソフト豆腐
  がんもどき
  高野豆腐

・野菜
  ほうれん草
  小松菜
  枝豆
  切り干し大根
  ひじき

・鉄吸収をサポートする(ビタミンCの含まれている食べ物)
  赤ピーマンや黄色ピーマン
  明太子
  ブロッコリー
  カリフラワー
  柿
  キウイフルーツ
  いちご
  パパイヤ
  レモン

などの様です。
こうやって見れば普段食べているものもあれば、無いものもある。
ただどれもこれも「毎日食べている」というものはないな、、、

やっぱ朝食にご飯と一緒に「納豆」と言うのが一番無理無さそうだなぁ、、、僕の場合。


恩智~石切(生駒キノコ探索トレッキング)

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以前行った生駒縦走の道を再度行こうと思いましたが、JR高井田駅からだと車道を延々と歩かなければならず、一人で行くには余りにも虚しいので直ぐに山の中に入れる恩智駅から行くことにしました。こちらが絶対にオススメです!!今回はまったく迷わなかったのですが、唯一信貴山に行く方と高安山の方へ別れる道があり、それは迷うこと無く高安山方面に行かなければなりません。

また、迷いはしなかったものの暑かったので途中の休憩所でコートを脱いだ時に携帯を置いてけぼりにしてしまい、途中で気づいた時に登ってきた道を降りて、また登る、、という虚しいことをせねばならず、それに30分ほど消化してしまいました。

その後は順調に行ったのでぬかた園地に入ってからは今回のもう一つの目的である「キノコ探索」をしながら歩きましたので、その分、かなりスピードは落ちております。狙っていたキノコはなかなか見つかりませんでしたが、最後にやっとちっちゃいのを見つけることが出来ました(なんと長い道のりであったか・・・w)。

その後は宮川コースは通行止めだったので、くさかコースを通って石切まで降りて行きました。
今回は途中で足をぐねってしまって、少しだけ歩くのが痛かったです。なので足はぐねらないよう歩き、またぐねっても良いようにストレッチをしないといけないなぁ、、と実感した次第。


高見山(霧氷は見れなかったけど・・・)

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雪が有ることを期待して高見山へ、、

しかし、行きのバスのおっちゃんたちの会話では

「雪は頂上付近にちょっとあるだけやわ、、」

にがっくし。

確かにこの週は寒くはあったものの雪が降ったというようなニュースはない。
それでも高見山だったら、、という淡い期待もおっちゃんの言葉でノックアウト。
それでもその「ちょっとの雪」を見に気を改めた。

高見山登山口からずんずん登っていく、道は分かり安く、間違いようもなかったが、小峠のところで間違えた。右に行かねばならないところを左に行ってしまい、いわゆる王道の道ではなく、帰り道と合流してしまう道に行ってしまった。
ただそちらから来ている人も少なくなく、みんな間違えるやろう、、と思うような道であった。

頂上には一時間とちょっとで到着。

雪は噂通り頂上付近に着くまではまるで無く、アイゼンもまったく必要なかった。
頂上に着くとお日様がポカポカして暖かく、「これじゃ雪も溶けるわなぁ、、」とそのワケが分かった。やはり今年は暖冬なのだ。
頂上で早い昼食を取り、11時ぐらいにはそこを後にした。

で、たかすみ温泉に着いたのは13時前でした。

フロントに聞くとバスも15:00からの霧氷バスしかなく、あとはタクシーだけなので、仕方なくたかすみ温泉で15時までゆったりほっこり待って帰ることにした。

誰も登山客はおらず、ゆったり出来た。あとから沢山の登山客が入ってきたが、ロッカーの数が足りずにお風呂に入るのに順番待ちしなければならない状態らしい。

それってどうよ?(笑)


血圧ひきこもごも

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献血の時に血圧を計ると時々だが高い数字が測定される。
上が130台で下が90とかになったり、、、
今までは上が110台で下が70台だったので少し気になってきた。何故なら僕の母親が血圧が高くってとっても気にしていたから、それが遺伝するのではないか、、ということ。

そこで、家でも時々計らないとなぁ、、と考えてこの手首に巻くタイプの血圧計を購入した。
テルモの「ES-T100ZZ」

しかしだ、、これで計ると上が140を超えることがしばしばあるのだ。

「え?こりゃいかん!!」という事になって焦った。血圧を下げると言われている運動はかなりやっているつもりだ(47kmも歩いたしね)。食べ物に関してもかなりヘルシーな食事を心がけており、血圧が高くなる原因の塩分過多はあり得ないと思うのだ。なのに何故???

これでも何か原因があるのかと思って、普段の食事から採れるもので血圧を下げる(血がさらさらになる)ものを探して見たら「麦茶」が良いということで早速Amazonにて注文して常飲することにした。

「粉」だったら一杯分から作れるし、会社にも置いておけるしね、、

でもだ、、なんで通常110-70だったおいらが、140-100ぐらいまで上がったのか・・・という疑問が脱ぐいえなかった。
食べ物の習慣も変わったワケじゃないし、運動とか生活習慣はむしろ以前よりより健康な方向に向かっているはずだし。

で、もしかしたら、、と思って上腕式の血圧計を購入することにした。
手首式のものは「正確さに欠ける」と書いてあったからだ。

そこで買ったのがこれ、、OMRON 上腕式血圧計 「HEM-7131」

これは計るまでがちょっと手間なのですが、やはり正確さはピカイチ!!

これで計るとなんと血圧は110ー70であった!!

いったいこれまでの血圧は何だったんだろうか???
手首で計るのがこれほどまでに「不正確」なものなのか???

それとも僕の手首がおかしいの?(笑)


巨大防波堤は要るのか?

今朝の朝日新聞WEB版からこんなタイトルが流れてきた。

「594か所の総延長400キロ 防潮堤、東北で計画着々」
http://www.asahi.com/articles/ASJ2L4SF2J2LUQIP01S.html

岩手、宮城、福島の沿岸594カ所で、防潮堤の建設や再整備の計画がある。その総延長は、約400キロに及ぶ。

らしい。
400キロといえば大阪から静岡の富士市ぐらいまでの距離である。
そんな長い距離(繋がってるワケじゃない)に延々と防波堤が築かれるのだ。

本当に必要なのか?

これには少なくとも僕らの税金も沢山使われているので言う権利はあるだろう、、この様な防波堤、本当に必要なのだろうか?

記事の中でもあるように、この地域に住んでいる人の住宅はもう少し高台にある場所に移転されつつあるらしい。この中にも税金がかなり投下されているはずなのですが、少なくともそれについては「良し」としていいと思う。

じゃあ、、この巨大な防波堤はいらんじゃないか・・・

となるのだが、恐らく住宅以外の店舗や工場・倉庫などはこの堤防の内側に新たに建設されるのだろうと思われる。たぶんこの内側は更地に近いものになるだろうから、それらの巨大施設を建てるのにはむしろ好都合な場所といえる。

つまり人はすまないけど、人はいる場所、と言うことになる。
なので「ここに防波堤は必要なのだ」という論理になってもなんら不思議ではない。

が、しかし、、本当に住民がそれを欲しているのか?

という疑問が残る。
記事にも書いてあるが、この防波堤によって今まで見えていた風景が無くなるのである。
自分たちが生まれてからずっと見てきた景色が一変するのである。

それでも「ここに住みたい」「ここはいい街だ」と思うのだろうか?

津波が来る場所は?

良くわからないんだけど、確かに今回防波堤を築くところというのは、前回の大地震で津波に襲われた場所、なのだろう。そしてその場所は「またやってくる可能性がある」場所なのだろう。

でもそこだけか?これから津波に襲われそうな場所は無いのか?

話はちょっと飛ぶが、神奈川県藤沢市に宿泊した時に江ノ島までジョギングしたことがある。藤沢はそれほどでもないのだが、海に近づくにしたがって、サーフィンショップがあったり、釣りのお店があったりと雰囲気が「海の街」になっていくのが何だか心地よいのだ。

そしてそこらにある街の名称を目にするたびにサザンオールスターズの歌詞を口ずさみたくなりジョギングも俄然楽しくなってきた事を覚えている。
しかし、ところどころにある電柱にはこんな風に記された看板が下がっているのであった。

「ここは海抜1.2mです」

この辺りは海抜1.2mしかないのか、と思うと同時にもし津波がやって来たらここら一帯にある家々は完全に流されてしまうに違いない、、とも。

そう、日本は島国なので「こんな場所」はどこにでもある。
もちろん僕が住む大阪にだって。

そこには巨大防波堤は要らないのか?と聞かれれば「津波が来るんだったら要るでしょう」と答えるしかないのだ。

でもそんな風にしたら日本全国防波堤だらけになってしまう。

それでいいのか?

僕の好きな湘南海岸が防波堤で見えなくなったらどれだけ魅力の無い海岸になってしまうだろう。
江ノ島あたりからぐるっと海岸線がくねって、そのはるか先には富士山が見える。その海岸線がすべてコンクリートで覆われてしまったとしたら人は何て傲慢なのだろう、、と多くの人が嘆くことだろう。。


サラリーマンは2度破産する

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現実味を帯びてきた一度目の「破産」

なんとも「煽りっぽい」題名であるが、この本が発売されたのは10年前、僕がまだ40台前半の頃。
読んだ時はまだ子どもたちも小さかったので

「ふ~ん、そんなもんか」

と思ったものだったが、今や上の子どもが大学の3回生、そして下の子どもが高校2年生。二人共同時に大学に在籍、、、なんてことには「たぶん」ならないと思っておりますが、、、いよいよこの本に書かれていることが現実味を帯びて来だしてきたのでチラッと読み直すことにした。

さてさて一度目の「破産」はズバリ

「子供たちを大学に通わせている時」

中学、高校と少なくとも公立の学校なら学費などの家計にかかってくる負担はさほどではない。

まぁ公立でも塾などに通わせればそれなりの負担増ではあるのだが、それでも大学に通わせれば国立大学では少なくとも年間50万円、私立大学にでもなれば80万(文系)から150万(理系や芸術系)ぐらいの授業料がかかる。
これにもし自宅以外から通うとなれば家計の負担は相当重く、お父さんの小遣いまで削られるという悲劇が起きる可能性も少なくないはずだ。

まだ「お父さんのお小遣いを削ればなんとか」という家庭なら良い、それは収入と支出のバランスがプラスになっているからだ。しかし支出が収入を超えてしまう(奨学金などの借金も含めて)のは今ではさほど珍しくもないのである。
大学入学から卒業までにかかる費用が少なくて250万(4年、文系、国立)、多くて900万(6年、理系、私立)かかることになる。

あくまでもこれが一人分である。
それは普通のサラリーマンであればすんなり出せる額じゃないだろうし、奨学金を借りて通わせている家庭も少なからず知っている。その場合、卒業時にはその子どもが相当の借金を背負うことになるのである。

それは一度目の「破産」と呼んでも良いかと思う。

そして今自分は「その渦中」に居ることを実感している・・・(涙)

二度目の「破産」とは?

そして二度目の「破産」は未来に訪れるはずなので、十分に心しておかなければならないのだが、それは自分(または家族)が無収入になった時である。

「無収入になった時」

つまりサラリーマンなら定年退職後、と言うことになるだろう。

定年退職後は年金もあるし、退職金もたんまり貰える、そして何より貯金も十分なほどあるはずだ。

とそう考えているのが普通である。
だから「安心」だと。

しかしだ。

僕らの定年後(65歳だとしたら12年後)に果たしてどれだけの年金がもらえるのか?

退職金はちゃんと(減額されずに)出るのか?(中小企業なら雀の涙ほどしか貰えないだろうし)

そして貯蓄は順調に出来ているのか?(トラブル的な出費はないのか)

などの不安要素は少なからずある。

またサラリーマンなら「リストラされる」だけで上記3つの条件は脆くも崩れ、しっかり蓄えていた貯金などは泡のように消えていくのですな、、、それこそ泡のように、あっという間に・・・

また、病気になったらどうするのか?
保険に入っているから大丈夫、と言う人もいるかもしれないが、親の病気もあるし、子どもの病気もある。それが全て保険で補うことが出来ても「時間」はどうするのか?それによって失われる時間はお金で補うことになるので(その間の労働を失うことになるという意味で)、いくら蓄えがあっても十分とは言えないかもしれない。

だからきちんと家計を考えなくっちゃいけないのだよ、というのがこの本の主旨。

でも一番危ないのは中の上の人

そしてこの本を最も読んで欲しいのはいわゆる「中の上クラス」の人たちだそうだ。
一番破産への道を突き進みやすいのがこのクラスの人たちで、もっとも「何も考えずに」もっと「安心しきって」支出をしてしまうのだそうな。

つまり中の上の人たちは自分たちが「稼いでいた」時の感覚から抜け出せずに、定年後も同じような感覚で消費行動を行う傾向があるらしい。そのような人たちがイザというような時に生活を変えれるか、というとそうではなく相変わらず同じ消費行動をとり、しまいに破産への道を突き進むらしい、、、

こわいこわい、、あまりナーバスになる必要もないけど、やはりこれぐらいの本は読んどいたほうが良いんじゃないかな??
特別に「こりゃスゴイ」って事を書いているわけじゃないけど、自戒の書としてはいいかもしれない。

「サラリーマンは2度破産する」

こんな本もついでに読んでみるかな、、

「50歳からはじめるお金の教科書」


風邪を引かない男達

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昨日は結局、休憩を除けば9時間半も歩いた(時々走り)ことになる。その間に鉄人とこんな話をした。

僕「そう言えば最近、風邪って引く?」
鉄「引かへんなぁ」
僕「そうでしょう、僕もねぇ、ランニングしだしてから引かんのよねぇ~」
鉄「あぁ、やっぱりそう?」
僕「そやねん、、あ、でもね、引きそうになる時はあるのよ」
鉄「ほう~」
僕「あのね、僕は喉が弱いので(こう見えても)喉の奥の方が痛くなって、風邪かな?と思う時があるのよね~」
鉄「あぁ、、それあるある!」
僕「でもねぇ、そうなったかと思うと、知らん間に痛みが消えちゃうねん」
鉄「そやそや、俺もそうや」
僕「でしょう、、それってもしかして筋肉のせいかと思うねんねぇ~」
鉄「なるほど、、」
僕「筋肉がね免疫機能を向上させてるんじゃないかってね」
鉄「そやそや、俺最近体温が高くなってね、これも結構えぇみたいやねぇ~」
僕「そうなんよ、、体温が一度上がるだけでも免疫機能が向上するらしい、、最近調べたらそんなん書いてあった!」

これにより、筋肉をつけて、体温を上げたら「風邪をひかなくなる」という科学的証明は得られたのではないでしょうか?
(サンプル二人やけど www)

しかしであります、、最近は腹筋を鍛えるためにローラーをゴシゴシやってる強者もいるし、、何故か「エアーなわとび」なるものを購入されて部屋の中でピョンピョン飛んでいる横浜人もいると聞く。極めつけは、何を言っても動かず「明日からダイエット~」と言うてた人がやっと重い腰を上げて腹筋トレーニングの機械を購入した、という噂も耳に入ってきた。

よしよし、これでみんな「風邪をひかない仲間たち」に入ってくるんだね、、カモ~~ン(笑)

※写真は「鐘の鳴る丘展望台」でありんす。


生駒縦走(高井田~津田)

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JR高井田から登山口に至るまでは1時間ほどアスファルトの道を歩かないとダメでした。しかも途中で道を間違えてショートカットするためにぶどう畑の中を強引に突っ切りました(季節によっては泥棒ですわな・・・)

登山口に入ってからはとても歩きやすかったのですが、調子に乗って走ったりしていて、途中で道を確認してみるとまたも道を間違えており降りていたところから再度登って道を確認し、軌道修正し高安駅にようやくたどり着いた。

そこからは「生駒縦走」という看板が頻繁に出ていたので間違うこともなく、ようやく生駒山に到着。

山頂を目指している時に少し雨が降ってきましたが、昼食をとっている間に雨も上がって、いざ昼からの出発!!
しかし飯盛霊園を目前にした頃から雨がしとしと降ってきて、それ以降ずっと雨・・・。

私市駅まで行ったところで「どうする??」という話になったのですが、おバカな二人はそのまま続行。。。
私市からの道は目をつぶってても歩けるぐらい何度も歩いたことある道なのですが、雨だったので、5時から6時にかかる時間帯はやはり暗く、国見山から先の道は鬱蒼とした針葉樹林の道ということもあってライト無しには進むことが出来ないような道でした。

僕は持って行っておりませんでしたが(アホですねぇ~)相棒が持ってきてくれてましたのでその光を頼りに、ビショビショになりながらもゴールのスパバレイ枚方南に着いたのが6時半でした。

目標よりも一時間半遅かったのは、あまりにも目標が速すぎたのですね(笑)