「 2016年03月 」一覧

ガケのガキ

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その公園の名前は「坊主池公園」。
枚方市駅から歩いて15分とかからない所に位置する公園である。
大阪高低差学会の春のフィールドワーク「御殿山と枚方の凸凹地形散歩」でここを訪れた時に懐かしい気持ちになったのは僕だけではあるまい。

そう言えば大阪高低差学会の地図には「スリバチ池」とだけ記されていたこの場所はスリバチ池(本当は坊主池)をスリバチの中心であり、底に据えた公園となっているのだ。
そしてこの写真の崖はスリバチの側面に位置していて、ガキたちはこの斜面を居間まさに駆け下りようとしているところなのです。

そんな姿を見ていると改めて「ガケって必要だよなぁ、、」とつくづく思う。子供の頃はガケを駆け上ったり、滑り降りたり、はたまたそこに穴をほったり、何かを埋めたり、秘密基地を作ったりとガケが一つ有っただけでいろんな遊びの空間がそこにはあった。

そう考えると僕が住んでいた香里ヶ丘というのは「丘」という名称が付くだけ有って沢山のガケがそこら中にあり、そのガケたちが「地形」というものに含みや余白を持たせるものとなり、平地は無い味わいをそこに醸しだしているのだと思うのである。

そんな過去のたおやかな記憶をこのガケのガキ達は蘇らせてくれたのであった。


トガリアミガサタケ

アミガサタケ

日曜日は恩智駅から石切駅までトレッキングときのこ散策とを併せた進化系「トレキノ」に行ってきました。

距離にして18km、この間行った生駒縦走のちょうど真ん中あたりをトレッキングしてきたような感じです。

目的はズバリこの「アミガサタケ」でありんす。ちょうどいま時期だったらこの様な幼菌が見れるので、去年ハイキング部で生駒に行った時に目星をつけていたシロを目がけてしらみつぶしにローラー作戦を行ってやっと、この一本を見つけることが出来ました。

『似ているキノコ』

・アミガサタケ
僕らは「イエロー」と呼んでいるアミガサタケ。こちらがノーマルなのかな??
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/morchella_esculenta_var_esculenta/

・チャアミガサタケ
あみあみのところが茶色く、かなり深く刻まれているようです。
http://primula.velvet.jp/mushrooms/chaami.html

・オオトガリアミガサタケ
トガリアミガサタケのでっかいバージョン!!
傘はトガリアミガサタケと同じく「黒い」です
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/morchella_elata/index.htm

・シャグマアミガサタケ
これは「似ている」というレベルではないですね。
猛毒、というふうに書いてありますが、食べている人もいるみたいです。
http://www.kinoco-zukan.net/syagumaamigasatake.php


ツバキキンカクチャワンタケ

ツバキキンカクチャワンタケ

前年に落ちた椿の花の「菌核」からニョキニョキと延びて地上に現れてきますな。この茶碗の部分(子嚢層面)から胞子がふんわりと出る姿は観察しているとなかなか優雅なものですよん♪

『似ているキノコ』

・ヒイロチャワンタケ
色が緋色のチャワンタケ
http://www.kinoco-zukan.net/hiirotyawantake.php

・ベニチャワンタケ
こちらは色が紅色
http://kasugak.sakura.ne.jp/comment/benichawantake.html

・アラゲコベニチャワンタケ
色は紅というより緋色に近い。
茶碗の周りに「毛」が生えています。
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/scutellinia_scutellata/index.htm

・クロチャワンタケ
こちらは色が黒です
http://asahikawa-kinoko.sakura.ne.jp/photo_gallery/63kurotyawantake.htm


正しい痩せ方を科学する 「腹八分目」

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動物の基準は「飢餓状態」である

以前テレビを見ていて「へぇ~」と思ったことがある。

それは「人間(というか動物全般)の身体は飢餓を基準に作られているのだ」というお話。

「飢餓が基準」というのは

「食べ物の摂取が少なくなったら『飢餓状態』であると身体は認識して、出来るだけ代謝を少なくし、身体から消費されるエネルギーを減らす」

ということ、そしてまた

「身体は自分の体重を覚えていて、体重が減ろうとすると極力その体重に戻そうとする」

ということらしい。

これは例えば、体重を減らそうとしてお昼はオニギリ一個だけにする(どこかで聞いた話やな w)なんてことをした場合に、身体のメカニズムとしてはオニギリ一個=>いつもよりかなり少ない=>飢餓状態だ、となって代謝を減らし、エネルギーを極力セーブする方向にもっていくのである。

つまりは、

「これだけカロリーをセーブしているのにもかかわらず思ったほど体重がおちないぞ」

というのはそういうわけなのだ。

蓄積する物質、その名前は「脂肪」

これだけ食事量を減らしたんだから、たまには贅沢して沢山食べよう、とか、今日は飲み会なので沢山食べてもしかたないか、とか、そんな人、、、いるよねぇ、、

それまではかなり食事量を抑えていて、いわゆる身体からしたら「飢餓状態」だった場合、上で書いたような「心の緩み」は天敵なのですな。つまり身体からすれば「よし!飢餓状態から抜け出せたぞ!」という事になり、今食べているものを「ここぞとばかりに蓄積」しようとするのです。

蓄積する物質、、、その名前は「脂肪」。

しかしこれは動物が生き抜いていくために設計された素晴らしいメカニズムである。例えばライオンは獲物を捕まえるまで飢餓状態に置かれていて、もしこのメカニズムが働かなければすぐに飢えて死んでしまうことでしょう。

しかし、こと現代に生きる人間にとってはこの飢餓ベースのメカニズムはまさに肥満への道を駆け上がっていくエスカレーターのようにしか見えません。

さて、では食べなくてもそんなに痩せない上、ちょっと余計に食べてしまったらすっかり元の木阿弥になってしまうとなったら、いったいどうやって余分なお肉を減らすことが出来るのでしょうか??

ほんの少しだけ食べる量を減らす

人間の身体のメカニズムは飢餓が起きることを想定している。だからいくら食べ物を減らしても、あるところまで行くと体重の減り具合が停滞したり、普段より多く食べてしまうとリバウンドしてダイエットが元の木阿弥になる。そしてそれは全て飢餓状態の中で生き残る身体(生命体)の知恵なのだ、ということがわかってもらえたと思います。

だから、いくらダイエットしてもダメなのよ。

などという野暮なことは言いません。

さて本題はここからです(今までのはネタ振りです w)。

そんな身体のメカニズムを逆に利用して減らした体重を戻さない(戻らない)方法があるのです。

それは、

「ほんの少しだけ食べる量を減らす」

ことなのです。
このタイトルである「腹八分目」が既に答えなのですね。

「腹八分目」だと何故痩せれるのか?

それは、ほんの少し減らしても身体は「飢餓状態」と判定出来ずに、いつもの普段と変わらない状態と認識するのです。要は身体を「騙す」わけなのですね。

「あれ、ちょっと今日は少なめじゃない、、、」
「いやいや、そんなこと無いよ、これで I’m full だよ」
「あぁ、そうなのか、君が言うんだったら、そうだよね、、」

こんな感じで身体自身が「飢餓スイッチ」を押さない程度のほんの少なめ、っていう量を狙うのである。

すると、やはり普段より量(またはカロリー)が少ないわけなので、体重はほんの少しずつ減っていきます。

これも「ほんの少し」ずつじゃないとダメなんですけどね。

一ヶ月に一キロなんて多い方です。
せめて一ヶ月に300グラムぐらいにしましょう、、、
だって身体は「元の体重」を覚えてますからどうしても元の戻そうという力学が働きます、、それも騙さないといけません。

「あれ、ちょっと軽くなってない?」
「何言ってるの、いつもの体重だよ、、、」
「あぁ、そうか、君が言うんだったら、間違いないね、、、」

こんな感じでだ(笑)

こうして身体自身をだますことによって「元の体重」という基準を少しずつ下げていき、かつ無理な食事制限もすることなく、リバウンドしないダイエットができるのである。

どうだろう、、できるかな?

ダメだよ、別腹とか言うて、お腹いっぱいやのにケーキとか食べちゃ・・・ (-_-;)


貧血対策を考える

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先週献血に行った。

献血に行くと自ずと自分の体と対話した気持ちになる。
大げさに言えば、この献血に行って良い結果を得るがために、身体の自己管理を行っているようなものなのである(やっぱ大げさやなぁ、、、)

さて、で今回は満を持して献血に望んだ。
身体の状態は万全なのはもちろんのこと、この日までに体重は目標値に達し、体脂肪なども前回より2%
ほど減っているはず。そして何よりその日は朝からランニングをし、血の巡りは随分と良いはずであった。

しかし、、、400ml献血の基準となる「ヘモグロビン濃度 Hb」は「13.0g/dL」 を下回り過去最低の「12.5 g/dL」であったのだ。

俺が貧血?

若いころから健康診断に行くと「貧血気味」という診断をくだされていた。

「この俺が貧血?」

いつも「ふん!」と笑ってほとんど気にもしていなかったし、事実時々行う献血では400mlすることになんの障害もなかったのであった。
しかし、東北大震災から結構定期的に献血をするようになってから、時々ではあったが400mlが出来ない、という事態が起こるようになってきた。
これについては「たまたま」である、または「体調が悪かった」と思ってはみたものの、若い頃に言われた「貧血気味」という言葉が今になって脳裏をかすめ始めたのである。

これは「貧血気味」なのか「貧血」なのか、、、それは分からないが僕自身がその状態になっていることは確かであった。

貧血の症状とは

さてしかし「お前は貧血だ」と言われても実感が起きないのはその症状が起きてないから、に他ならない。
では「貧血の症状」とはどんなものがあるのだろうか?

一般的に、貧血を起こすと次のような症状が表れます。

・耳鳴り
・目まい・立ちくらみ
・動悸・息切れ
・疲れやすい
・寒さを人一倍感じる
・食欲がない
・顔色が悪い

http://www.ishamachi.com/?p=4188

う~ん、こうやって見ると、全くと言っていいほど該当しない。
見事に全くだ。

と言うことは「貧血気味」であるが「貧血」ではないのだろう、、、

もしくは

貧血であっても「それが普通である体質」なのかもしれないぞ!!

貧血に効く薬

知り合いに薬剤師がいるのだが、彼いわく

「貧血だったら鉄剤を飲めばいっぱつや!」

とのたまった奴がいるが、これには何人かの人が非難轟々であった。
それはおかしいやろ!!って。

ちなみに市販で買える薬としては以下の様なものがある。

「マスチゲン」

「ファイチ」

「エミネトン」

もちろんこれは市販のものなので実際は処方薬の方が格段に鉄分の含有量が多らしいです。

貧血に効くサプリ

どうしても「薬は嫌だ!」という人がいるでしょう(僕もそうです)。
ではサプリがあるじゃない!!と思うのは世の常。
だってサプリだったら「自然由来のものだから安心」なんて想像してしまうのも世の常。

では貧血に効くサプリというのはどんなものがあるのだろうか??

「ディアナチュラ ヘム鉄」

「DHC 60日ヘム鉄 120粒(41.6g)」

「ローラ 鉄+葉酸 150粒」

なんかだんだん怪しくなってきましたね(笑)

貧血に効く食べ物

いや、そうじゃないんだ。薬やサプリメントなんか所詮は「暫定的」なものであり、一生続けていくにはその選択はあり得ない!!というあなた。
もちろん僕もその意見は大賛成です。
なので貧血に効く食べ物を列挙しておきますよ。

そして、恒常的に鉄分が要件を満たせるようなそういう食事を心がけるようになりたいものです。

ならば

「いつも食べるもの」で
「無理せず購入でき」て、そして
「美味しいもの」

がいいですよね。

あるのかなぁ、、、

まずは、、、

・肉類
  豚、鳥、牛のレバー
  牛もも肉

・魚介類
  カツオ
  ニジマス
  アサリ
  ハマグリ
  マグロ
  カキ
  イワシ

・大豆類
  納豆
  ソフト豆腐
  がんもどき
  高野豆腐

・野菜
  ほうれん草
  小松菜
  枝豆
  切り干し大根
  ひじき

・鉄吸収をサポートする(ビタミンCの含まれている食べ物)
  赤ピーマンや黄色ピーマン
  明太子
  ブロッコリー
  カリフラワー
  柿
  キウイフルーツ
  いちご
  パパイヤ
  レモン

などの様です。
こうやって見れば普段食べているものもあれば、無いものもある。
ただどれもこれも「毎日食べている」というものはないな、、、

やっぱ朝食にご飯と一緒に「納豆」と言うのが一番無理無さそうだなぁ、、、僕の場合。


枚方大橋ノムコウに

枚方大橋ノムコウに

枚方大橋ノムコウに綺麗な夕日が見れました。

昨日は300mmの望遠レンズを担いでの自転車サイクリング。メジロを撮るためでしたが、四天王寺の梅はまだ3部咲きでもちろんメジロも見つからないまま、虚しく肩に食い込む300mmを持って枚方まで行っておりましたが、帰りにこういうご褒美を自然は与えてくれますなぁ、、とってもえぇ景色でした。


ムスカリ

ムスカリ

長居植物園の入口付近。
今年もまだまだ子どもで、知らない人ならきっと見逃してしまうだろう大きさのムスカリ君達がしっかりとした花を咲かせておりました。


本町 PAUL

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今日(3月1日)は嫁さんとランチでありんした。
ここはパンで有名なお店らしく(本社はフランス?)、エディット・ピアフなどの古めのシャンソンが流れるおしゃれなお店。

ここで1000円のランチがありまして、メインはこんな感じで「ガッツリ系」の人には物足りないものの、パンがビュッフェ形式で食べ放題でありまして(PAULのパンは高いのですよ、奥さん!)、これがなんとも美味いパンばかりでして、「パン好き」にはたまらんかと思いますな。僕はイチジクが入ったパンが特にお気に入りでして、、さて何切れ食ったかなぁ~~(遠い目)

ランチの時はなかなか入れないので時間をずらして来たらいいかもなぁ~

肝心のパンは写真に撮っておりません(笑)
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パン屋さんの店舗はこんな感じです。
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恩智~石切(生駒キノコ探索トレッキング)

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以前行った生駒縦走の道を再度行こうと思いましたが、JR高井田駅からだと車道を延々と歩かなければならず、一人で行くには余りにも虚しいので直ぐに山の中に入れる恩智駅から行くことにしました。こちらが絶対にオススメです!!今回はまったく迷わなかったのですが、唯一信貴山に行く方と高安山の方へ別れる道があり、それは迷うこと無く高安山方面に行かなければなりません。

また、迷いはしなかったものの暑かったので途中の休憩所でコートを脱いだ時に携帯を置いてけぼりにしてしまい、途中で気づいた時に登ってきた道を降りて、また登る、、という虚しいことをせねばならず、それに30分ほど消化してしまいました。

その後は順調に行ったのでぬかた園地に入ってからは今回のもう一つの目的である「キノコ探索」をしながら歩きましたので、その分、かなりスピードは落ちております。狙っていたキノコはなかなか見つかりませんでしたが、最後にやっとちっちゃいのを見つけることが出来ました(なんと長い道のりであったか・・・w)。

その後は宮川コースは通行止めだったので、くさかコースを通って石切まで降りて行きました。
今回は途中で足をぐねってしまって、少しだけ歩くのが痛かったです。なので足はぐねらないよう歩き、またぐねっても良いようにストレッチをしないといけないなぁ、、と実感した次第。


梅 その2

梅(長居植物園)

少しバックにピンク入りの梅だよん~(笑)
微妙な色のグラデーションを表現するのが難しいな・・・。
本物はもっともっと綺麗なんだけど。