富士登山 その1

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今年の富士山は風にやられた。登る前に去年山をお降りた後に話をした監視員のおじいさんにまた声をかけられた。

「今日は台風一過で晴れとるけどね、8合目越えた辺りかなぁ、、風が強いと思うんですわ、、その辺をよーく見極めてから登ってください」

よく見極める、と言うのは進むか戻るか。また山の天気は本当に変わりやすいので風がキツい上に雨まで降られては一挙に身体にとって危険な状態になるからだ。
おじいさんの云うていた通り、7合目過ぎて樹林帯が開けた頃から風が吹きはじめ、気を緩めると吹き飛ばされそうになるぐらいであった。

それでもこらえてこらえて、頂上へたどり着くと雲に覆われていて、剣ヶ峰の方に足を進めると雨がポツポツと降ってきた。

あ、こりゃやばい、と思って急いで下山道へ引き返し、去年と同じくガスで前が見えなくなる状態のところをゆっくりゆっくりと足を前に踏み出して降りていったのでした。

写真は本六合目の瀬戸館にて。
NIKON D5300 AFS NIKKOR 10-24mm


浜松餃子

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富士市駅近くの五味八珍で浜松餃子をかなり「ウリ」にしていたので、浜松餃子定食を注文。
食べても「なんか淡白やなぁ、、」という印象がありましたが、浜松餃子なるものの定義を調べてみると

キャベツ:浜松市内で、もしくは隣の愛知県で豊富に作られていた。
玉ねぎ:今でも有名産地だが、当時から盛んに作られていた。
豚肉:元々養豚業が盛んで、流石にその当時は値段も高かっただろうが、餃子の具にコクを出すのに使用する事が出来た。
http://hamamatsugyouza.jp/about.html

ということで淡白の原因は玉ねぎにあったのね、、、と納得。
めちゃくちゃ美味しい、と言うわけではないですが(五味八珍ですからね、、)、他のところも食べてみたい気がします。

とFBにアップしていたら菌友からメッセージが来た。
どうも浜松で浜松餃子のお店をやっているらしい、、、ぎょぎょ!!

そのお店が「餃子の村長」というお店らしい。

http://soncho.jp/

機会があれば行ってみるべし!

あ、ちなみに真ん中のもやしは「別にいらん派」です (*^^*)


台風の目

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9日のお昼頃、東海地方に台風が丁度直撃する頃。
その真っただ中に富士に向かって8時過ぎに出発した。
名阪国道では雨が降ったりやんだりで、途中渋滞があってかなり待たされはしたが、それ以外は順調に進んでいた。

しかし、実際の浜松や三重県などではすごい雨だったらしく、後でニュースを見てビックリしたぐらいである。

丁度家を出る寸前に「台風の中に突っ込んでいく感じ」とFBで書き込みしてたらでかけたら「無理せんように」という書き込みが何件かあったのはたぶん浜松当たりの状態をニュースでやってたからなんだろうなぁ、、、

もちろんその後も雨は続き、伊勢湾岸道を抜けて、東名に入り美合のPAで食事をとった後、ふと空を見ると晴れていた。

やはり晴れ男か、、とも思ったが、たぶん「台風の目」の中にいるのかもしれないな、とも思った。


コウジタケ

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いつもながらよくわからないイグチの仲間、、、
管孔:黄色
青変:あり
広葉樹の林の下に出ていました。
Facebookの「きのこうりゅうグループ」にこの写真を投稿し、聞いてみたところまず最初に言われたのが、

「アワタケではないのか?」

というご意見。
確かにアワタケに似ておりますが、しかしアワタケは青変しないと言う話もあり(中にはするという図鑑もあり)、だんだんアワタケ説が怪しくなってきたところ、小島さんが

「コウジタケにしか見えない」

というご意見をつぶやかれた。
そこから、もうこちらもコウジタケにしか見えなくなってきた(笑)
しかし、もともと柄の部分とか、傘の表面を見る限りコウジタケ(またはヌメリコウジタケ)の感じが強かったのだが、なんせ傘の色が赤ではなくオレンジのくすんだ感じなので、今ひとつコウジタケ(またはその仲間)というのは言いがたかった。

『よく似たキノコ』

ヌメリコウジタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/aueoboletus_thibetanus/index.htm

ミヤマベニイグチ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/boletellus_obscurecoccineus/index.htm

イロガワリ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/boletus_pulverulentus/index.htm


ブドウニガイグチ

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食べキノコ人の人たちからはたぶん見つけてもスルーされるか、ポーンと蹴られてしまうだろうこのキノコ。確かにカジると苦いのですが、よく見ると綺麗な姿、綺麗な色彩を放っておるのですよ、、、。やっぱ紫のキノコには特別な愛を感じてしまいます(笑)

『似てるキノコ』

ウラグロニガイグチ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/leccinum_eximius/index.htm

ムラサキヤマドリタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/boletus_violaceofuscus/index.htm

クロニガイグチ
http://dokitto.com/database/D-kuronigaiguti.htm


オオシロカラカサタケ

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沖縄などの亜熱帯から熱帯地方に存在していたキノコなのだが、このところの地球温暖化で北上してきて、今や大阪などでは珍しくもなんともなくなったキノコ(毒)。傘の大きさはこれで20cmもありますので、否が応でも目についてしまいますが、決して食べないようにね(おらんと思うけど w)。

漢字で書くと「大白唐傘茸」らしく沖縄だから「大城」と思っていたおいらがバカでした(笑)。しかしクマゼミといい、サンゴといい生物たちの北上化は徐々に進んでいると見たほうが良いのでしょうか・・・?

ちなみに今年の夏は「冷夏」だったそうです。

暑かったのは確かですが、短かった感は否めませぬ。

涼しくなったのは嬉しいのですが、このまま夏は終わるのでしょうか、、明後日は恒例の富士登山なのに・・・しかも台風(笑)

♪行く夏に 名残る暑さは
夕焼けを吸って燃え立つ葉鶏頭
秋風の心細さは秋桜♪

『似たキノコ』

カラカサタケ
http://www.kinoco-zukan.net/karakasatake.php

マントカラカサタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/macrolepiota_detersa/index.htm

コカラカサタケ
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/chlorophyllum_neomastoideum/index.htm


昭和な喫茶店

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JR鶴が丘駅近くの喫茶店「ジャバ」が閉店した。

店の中はちょっと薄暗く、朝はモーニングセット目当ての馴染みの客が新聞など手にしながらじっくりとたばこをくゆらす。夜になると各席にあるステンドグラスのライトがほのかに灯り、まさしくそこには「昭和な喫茶店」そのものの姿があった。

店はとても繁盛していた、、らしい。

またその向かいには同じ経営でコーヒーの粉をその場で挽いてくれて小売をしてくれるお店があり、その店にもかなりの常連客がいて、お店が閉店になったのを知ると絶句した人、店の前で立ち往生しているひとの姿を何人か見たことがある。

また意外にもその店で夏場だけ出しているソフトクリームが絶品である、、、らしい。

「らしい」x2のワケはわたしゃ「行こう、行こう」と思っててついに行かずじまいだったらであり、それらの噂は嫁さん経由で聞いたからであった。
しかし思えばだんだんこの様な「昭和な喫茶店」が減っきて、スタバとかドトール、はたまた最近はコンビニなどもその地位を侵されつつある現状に昭和人間としては少しばかり寂しさを感じるわけです。

ちなみにこのジャバが店を閉めた理由というのがここで働いていたマスターが店のお金を持ちだして、店で働いていた女性と駆け落ちをしたから、、という話だ。

いやはや、なんとも昭和な結末ではないだろうか・・・


丘の上の愛

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阪急芦屋川駅かロックガーデンへの登山道へ向かう道々、芦屋川の対岸の丘にまるでヨーロッパの建築を思わせるようなマンション群がある。調べてみると「芦屋リバービューアーバンライフ」というマンションらしい。

神戸、芦屋、西宮という地域は海側に有る家々(これを下町と呼んでいいのか?)と丘の上側(これを山の手と呼んでいいのか?)に君臨する家々とが実に対象的である。
この様なコントラストは大阪には無い。それはたぶん地形的なこともあるかもしれないが、むしろそれは歴史的な背景のほうが大きいような気がする。

しかしロックガーデンへつづく道を歩いていると、その坂を降りてくる車はベンツやBMばかりである。

赤いベンツが坂から降りてきた。また朝の10時ぐらいなのにライトを点滅させている。まるで山に向かっていくハイカーに「どけ」と言わんばかりに。そして僕達の直ぐ横をワザとすれすれに通り過ぎていくのだ。なんて嫌味でこころの狭いやつなのだろう、、、

そんな風に思っていたらふと浜田省吾の「丘の上の愛」を思い出した。

♪君がただひとり
心を奪われたあいつはまだ若く夢の他には
何も持たない貧しい学生
だけど九月の雨の夜
君は丘の上に住む誰かの
氷のような腕に抱かれて
未来を手に入れた
愛とひきかえに

愛が買えるなら
その涙の理由を教えて
愛が買えるなら
ため息の理由を聞かせて
いつわらずに

夜毎 冷たいベットで夢見る
丘を駆け降りてく夢
愛しい人のもとへ
戻ってゆくがいい
愛だけを まっすぐに見て♪


仰向け寝

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人間以外の動物は仰向けでは寝ない、と言う話を聞いたことがある。
そう言えばライオンやトラが仰向けで寝ている姿はテレビなどでも見たことは無いし、象やキリンなどは仰向けで寝ることすら不可能であろう。もちろん人間の身近にいる犬や猫もしかり。

しかしである、たまにこの様な「寝姿」を見ることがある。
これは「寝ている」ことには違いないが、果たして本当に寝ている(つまりSleepしている)のかと問われれば難しいところではある。

と言うのもこれはあくまでもお腹を上にして寝転んでいる、だけであって、Sleep状態にはおちいってないのでは無いか、、などと思ったりもする。その証拠に寝息は漏れてこないからである。
また、このお腹を上にすると言う行為はおそらく身体の熱をお腹から放射しているのではないか、と思うからなのです。

まぁでもわざわざソファーまで上がってきて寝転ぶ、というのははっきり言って不合理。だってソファーのカバーと言うのは結構暖かく、毛のたくさん生えているミニチュアダックスはそれだけで暑いんじゃないかと思うのですなぁ、、、もう少し涼しい場所、、、板の間とかそんなところがあるのになにゆえソファーなのか・・・それが不思議なんだな。


焼きカレー

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門司港のご当地グルメは「焼きカレー」らしい、、、。

いわゆるB級グルメというやつですが、今まで食べたのは超有名な「富士宮やきそば」とか沼津の「つけナポリタン」、そしてつい最近が玉野市の「温玉めし」。それぞれ町の威信がかかっているのと、多くの料理人が頭を捻って作っているのでどれもこれもそこそこのレベルなのである。

もちろん、この焼きカレーも海鮮がタップリ入っていてかなりA級に近づいていってるものの、やはりそこはB級という看板を捨て去るようなマネはしないぞ、という思惑が見え隠れする、、、そんな「旬の居酒屋 海門」の「海鮮焼きカレー」でした。

他の店でもいろいろ凝った焼きカレーを出しているようなので、門司に行った時は是非是非焼きカレーをご堪能くださいまし。

『旬の居酒屋 海門』
http://www.mojiko.info/5gurume/kaimon.html